2011/09/ 5 (月)

03.教育へのICT利活用

2011/09/ 5 (月)

第21回ケータイ活用教育研究会(信州大学)

2011年9月3日 信州大学で"第21回ケータイ活用教育研究会"が開かれました。
夏季の信州大学での開催は恒例になってきており、これで3年連続の開催になります。

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13:30-17:30
話題1)「iPad2による在宅診療情報共有システム」
     滝澤正臣氏(信州大学医学部附属病院)

話題2)「オンラインテストの作り方」
     鈴木治郎氏(信州大学全学教育機構)

話題3)「モバイル端末を利用した遠隔講義における教育の質保証」
     矢部正之氏(信州大学高等教育研究センター)

話題4)「授業ノウハウ共有コミュニティーCLSC構想」
     伊藤氏(ネットマン)

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信州大学医学部の滝澤先生の"ipad2"を使った在宅医療の試みには感動しました。
在宅医療を受ける難病患者と病院をネットワークしてよりよい医療を行っています。
家族も参加する医療一元化を目指し、患者、家族、医師、看護師のコミュニ
ケーション強化しようとする試みです。
機器からのモニタリング情報をスマートフォンを介し、クラウドサーバーに
届ける"データ共有"の仕組みだけでなく、家族の在宅医療日誌を共有し、
要望質問を家族が書け、医者がコメントを入れるという"心の共有"の仕組み
もあるのです。

本人はもちろん、家族も医療の当事者なんだというこの哲学に感動しました。

まだ、回線費が高い、bluetoothの技術が機器によって不安定などの課題は
ありますが、きっと克服して、全国展開も可能な在宅医療を成功させて
くれるものと確信しました。


このような話題も"ケータイ活用教育"の一環として発表されるのがこの
研究会のすばらしさだと思います。


懇親会では、長野のおいしい料理をおもいっきり楽しませてもらいました。
コーディネートをしてくださった矢部先生ありがとうございました。

また来年よろしくお願い致します。