2010/06/30 (水)

03.教育へのICT利活用

2010/06/30 (水)

ケータイ活用授業支援システム「C-Learning」の出荷数

ビジネスモデルを変革するのは容易ではありません。
ましてや長い期間やってきたビジネスならなおさらです。


ケータイ活用授業支援システム「C-Learning(CL)」の出荷の
勢いが止まりません。

グラフをご覧下さい。これはH13年発売以来のCLをお使いの先生
の数です。

 

063001.jpg

・H13年からH18年の6年間 
  月額50万円で代理店販売。10人以下の利用

・H19年 一旦無料化
  NPO学習開発研究所を中心に20人程度の先生がお使いになる。

・H20年 月額4000円の激安有料サービスに転換。
  TA(テクニカルアシスタント)で先生をサポート


・H21年 ケータイ活用教育研究会を立ち上げ。
  授業のノウハウを流通させる。


・H22年 月額2000円に更に値下げ、120人の先生がお使いになる。


この変化たるやすごいと思います。


ただ数字を見れば大変な苦労をしていることはわかると思います。

よく冗談で、
「C-Learningさえなければマンションを数戸もってます(笑)」
と話します。


でも、ただただ・ケータイを活用した授業を広めたい。

・いい授業をやろうとしている先生を支援したい。

・学ぶ人が主役の授業現場にしたい。

・学び合う教育への転換に寄与したい。


と思ってやってきただけなんです。


先日もとある方から
「すごいね。続けてきて」
と言われました。

たしかに、あきらめたことは一度もありません。
そういう意味では、ある種の執念はあります。


「必ずやってやる」と。

その執念とは、

C-Learningを教育用ICTのコミュニケーション系ラーニング
のデファクトスタンダードにする

という願いです。

机にある道具は、

エンピツ、消しゴム、ノート、そしてケータイ

そんな時代にしようとしています。


教育改革の一丁目一番地は、

・ネットが教室に入ること

と先日もこのブログで書きました。

 

そのとおりです。


そしてその前に、学習支援システムとしての基盤インフラ
が必要となるのです。


それがC-Learningというソフトウェアになるべく、この暑い夏を、
あっという間に駆け抜けたいと思います。