2010/05/24 (月)
2010/05/24 (月)
真の「教育の質保証」とは。
次世代大学教育研究会、ケータイ活用教育研究会(ケータイ研)
のはしごでした。
午前のHRDMの理事会で理事長になりました。
これからも「教育の質の向上」をテーマに活動していくこと
になります。(理事長からの挨拶は来月会員にメールします。)
これからのHRDMは、今までの堤さんの基盤技術はもちろん、
大学他、いろんな連携を高めていき、もっと広がりを作って
いきます。
そういう意味で、理事長になった当日が研究会の掛け持ちだった
ということは、深い意味があったのではと思っています。
大学の研究会で、立正大学の副学長、今井教授からたいへん
示唆的な発表がありました。
----(今井先生の発表資料より引用)-------------
教育の質保証とは
・真の「教育の質保証」
-出席率
-参加態度
-内容の理解度
→モチベーションの高揚・知的好奇心・学習意欲の向上
・「平常点の重視」
・成績評価の厳格化・適正化
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発表資料(PDF)はこちら
「真の教育の質保証とは学習意欲の向上である」
by 立正大学 今井先生
これは名言だと思います。
そのために、ICTを利用して期末試験偏重型の評価を
普段の授業の状況(平常点)を重視するものに変える
というのです。
場合によっては、「期末試験を廃止すべきだと」いう
のです。
私はこの言葉に震えるほどの感動を覚えました。
・なぜ教育系の研究会をやっているのか
・なぜC-Learningをやっているのか
・なぜActionT.C.をやっているのか
・なぜ知恵組をやっているのか
・なぜ宇宙の学校をやっているのか
・なぜ起業塾をやっているのか
その全ての解がこの言葉に集約されているからです。
私はこれは
結果評価からプロセス評価へ。
会社の利益偏重型から、人間性重視へ。
の時代の流れにそっているものだと思います。
脱結果主義、脱競争社会によって人物重視、人格重視の
社会に変わろうとしていることを差すと思います。
私は一人一人の「いのち」がもっと大切にされる時代を
"教育改革"を切り口に、創り上げて生きたいと思います。