2010/05/25 (火)

04.教育の「質」の向上

2010/05/25 (火)

新理事長の挨拶文(の練習)

5月22日の理事会でNPO法人人材育成マネジメント研究会

理事長になったので、Webサイトに挨拶文をあげなくてはいけません。
このブログでちょっと書き始めます。


-----------はじめ----------------

みなさんこんにちは、新理事長の永谷です。

HRDMは、「学びの質の向上」を求めて、主に企業のHRD部門の方々
が参加するワークショップを開催しています。

なぜ今、「質」が求められているんでしょうか。


私はそれは今までのような「競争」一辺倒の社会が立ち行かなく
なってきているからだと思います。

 

誰かを踏み倒して、誰かが犠牲となって成り立つやり方に限界
が来たんだと思います。


教育の原点は、やっぱり「人」。もっというと「いのち」です。


学ぶ人、一人一人が主役となって社会を構成していく。


あらゆる組織(国、会社、地域、家族)は、個が生かされるためにある。


ということなんだと思います。

 

この順番を逆にすると、とんでもないことになってしまいます。


国のために命を犠牲にする。
会社のために倫理感が欠如しても儲ける。
地域のために言いたいことが言えない
家族のために体を壊しても働く。


まったくおかしいことです。


では、「教育」に携わる人間として、

個が生かされる社会にするにはどうしたらいいのか。


それが、教育の質の追求だということです。量ではなく、質です。

教育をすればいいというわけではありません。量ではないんです。

質を追及しなければ、教育の目的が教える側のための押し付けに

なってしまいます。

質を追求することで、教育が学ぶ人のためのものとなるんだと思います。

 

そのためには、今までのことを反省しなくてはいけません。


今までのような家庭教育でいいのか。
今までのような地域教育でいいのか。
今までのような学校教育でいいのか。
今までのような企業内教育でいいのか。
今までのような社会教育でいいのか。


私たちは反省し原点に帰らなければなりません。

 

そしてHRD担当者は"プロフェッショナル"として

「教育の質の向上」

を常に追求する必要があります。


目的はあくまで「一人一人が生かされる社会にするために」
です。主役は、「学ぶ人本人」


そのために、HRD担当者は、何ができるのか、何をすべきか
を考え抜き、行動を起こす必要があるんです。


そのためには、学び合う仲間が必要です。素になって一緒に悩み
考えてくれる友が必要です。

HRDMは、HRD担当者の学習コミュニティーとして、ワークショップの開催を

通じて学び合いの場を創り出して行きます。


どうぞ、みなさん積極的に参加して勉強や対話を通じて、
「互いに学び・互いに成長」してください。

 

学ぶ人が主役ですから。。。(笑)

 

これからもNPO法人人材育成マネジメント研究会をよろしく
お願いいたします。

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んーまだちょっと精度が悪いな。
いいたいことがいいきれているか。。
伝わりやすい"いい言葉"を使っているか。

って内省しながら、今日は筆を起きます。