2010/04/22 (木)

02.学生向けの「働く力」の育成

2010/04/22 (木)

就活とは違う価値観を作り出す

昨日は、【就活のバカヤロー】【就活格差】という本で有名な
常見陽平さんのセミナーに行ってきました。
東京しごとセンターという元ハローワークの場所に50人ほど
があつまっていたと思います。

現在の就活の問題点をするどく指摘し、ときにはユーモアを
交えて話す常見さん。
データを元にして話されるので、とても説得力があります。

実は、別のキャリアセンターの勉強会でご一緒していて
Twitterでもお互いにRTする仲なのが常見さんです。


セミナーのあとのワイガヤ会で

「私、就活って言葉なくす活動しようと思い、塾開くんですよ」

って言ったら

「いいですね!そうですよ。ぜひやってください。」

って言われました。


くしくも昨日の昼間は、とある大企業の新人研修。すばらしい能力を
発揮している何百人もの若者を見ました。
まさに、厳しい就職戦線を勝ち抜いた人たちは、企業から人材育成
投資をされて、ますます能力を付けて活躍していきます。


一方で、就活という競争に敗れた人には、政府がセーフティーネット
によって支援策を講じようとしています。まさ弱者扱いです。

 
では就職できなかった人たちは、本当に能力がないのでしょうか。

私はそうとは思いません。無限大の可能性があると思います。

ただ就活というものがうまくいかなかっただけなのです。


だったら、目からウロコの全く違う価値観で勝負するのも手だと
思います。


学生が自分の意思で働き、就活の時間を能力開発と実践に役立てる。


そんな塾が必要と思いました。


さあどんな塾になるでしょうか。
楽しみですね。