2010/04/ 2 (金)

05.地域の活性とネットワーク

2010/04/ 2 (金)

NPOサプライズ交流会にみたコミュニティーの大切なこと

昨日は、伊豆活性を手がけているNPOサプライズの交流会
がありました。
このNPOの代表の飯倉氏は、天城のジョウレンの滝のジェラード屋
のオーナー。なのに環境を良くしようと、ゴミ拾いの輪を広げていき、
地域を活性していっています。
また市民と行政をつなげていき、人と人とのネットワークを作って
いっています。今や伊豆ならこの人といわれる存在です。


永谷研一のブログ 永谷研一のブログ


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このような交流会は数多く存在していると思います。
(最近流行っているようで、場所の確保が大変になってきています。)

ただ大事なのは、「なんの目的で集まっているか」です。

昔から異業種交流会なるものはありました。名刺もたくさんあつまります。
でもその先につながることはめったにありませんでした。

それは、
「そもそも何でここにいるのか」
という一体感がないからです。
人脈といっても他人。そこには、何のプロジェクトも立ち上がりません。


一方でNPOサプライズの会は違います。

「伊豆に来る観光客を増やす」

という目的が一致しています。

ゴミ拾いだって、ネットワークが目的ではなく手段。
要は「汚い町にだれもこないよね。そこにゴミがあるんだから拾おうよっ」
ってなだけです。

目的がハッキリしていれば、会の中でそこらじゅうで起きている話も
同じ方向を向いていきます。


要は、単なる異業種交流会ではなく、目的をはっきりとしたワークショップ
になっているのです。

カフェという場は、対話の場所。一人一人が主役の場です。

そしてその場の意味や価値を伝え、一体感を持たせるのがコミュニティー
オーナーの仕事。

そんな仕事を見事、やり遂げているのが飯倉氏なのです。


どうでしょうか。
みなさんのコミュニティーは単なる集まりですか。
それともみんなが同じ方向を向いていますか。