2010/03/30 (火)
01.小学生の理科の学力向上03.教育へのICT利活用
01.小学生の理科の学力向上03.教育へのICT利活用
2010/03/30 (火)
演じる力は成熟社会に必要なコミュニケーション力だった。
にサポーターとして参加してきました。
次世代の校長先生たちの熱気は変わらず続いています。
私も教育をITに活用する事例を少し紹介させてもらいました。

最後のセッションに登場したのが、劇作家の平田オリザ氏。
題目は「演劇的授業方法を武器にする~表現によるコミュニケーション教育~」でした。
各国で教育を実践している平田氏ならではの視点での授業。
久しぶりに"ホンモノ"を見た気がしました。
演劇的な体験ワークをしながら、教育の本質に切り込んでいく。
いじめに関しての授業では、「いじめるな」というのではなく、
「いじめた子といじめられた子の心の共通点はなんだろう」
と考えさせ、見つけさせるなんてのは目からウロコでした。
演じる力とは相手の反応をシュミレーションできる力であり、
それがコミュニケーション力なんだ。
というのも納得です。
(阪大から出る医者は患者とすばらしい対話が出来る医者になるでしょうね)
また本当の自分なんて見つけようとするからおかしくなる。
他者との関係性の中で演じていく自分を見つけていけばいい
という藤原氏の指摘も「なるほど」とうなりました。
まさに、成熟社会だからこそ、みんな一緒という時代から
一人一人多様な時代となり、そのためにはワークショップ型授業
や演じる力が必要なんだ。というメッセージに深く共感したのでした。
朝9時からパンパンの授業だったのに、懇親会ではだれも椅子に座ろう
とせず、明日の学校経営について議論を続けたのでした。
さあ今日で塾は最終日です。
毎回毎回セッションのたびにケータイアンケートで評価される先生たち。
真剣勝負だと思いますが、この先生方たちなら大丈夫でしょうね。