2010/03/12 (金)

2010/03/12 (金)

「ゆとり世代を響かせる」意識と行動を変える

晴れ 気温10度 湿度40% AM7:00 M8292
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おはようございます。今日は富士山がみえるかなーって思ってベランダに出たら、
ご覧のとおり、チラ、チラって見えました。今日は暖かくなるそうですね。

さて
昨日は、インテグラスさん主催のセミナーに講演者として参加してきました。
題名は、
 「ゆとり世代を響かせる」意識と行動を変える!
 「ゆとり世代の早期育成方法」が学べる無料セミナー

です。

主催者によれば、正確には今年H22年の入社の新人が、ゆとり世代だそうです。

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陰山英男先生が指摘するゆとり世代3つの特徴を引用すると、
①周囲の人間や社会に対して不平不満、批判が多く、問題を人や社会のせいにしがち
②物ごとはうまくいって当たり前と考えるため、少しでもうまくいかないと自信を失ってしまう。
③それでいて、「このダメダメな状況を一気に解決する夢のような方法がどこかにある」と信じている。
だそうです。


私は、4年前、社ニートという言葉をつくり、会社の中にいる仕事に集中しない人の増加に
警鐘をならしました。--->社ニートについて。。http://shaneet.jp/


そしてNPOで、勉強会をやることによって、若者の問題だけでなく上司や組織の問題も
大きいことが判明しました。
 
 
 
そして私は、

現代社会は、就職しない「ニート」や「フリーター」のほうを問題にしているが、
企業のコストの浪費、パフォーマンスの劣化という面では、経済的に見ると
社ニート(社員になった人)の方が実は大きな問題である。

と言いました。
 
ところが!そんなのんびりとした状況は一変しました。

 
なんと有名大学数千人の卒業生のうち1000人が就職が決まらずニート化
するそうです。
そして、うんよく入社った新入社員の中でも、何人かがメンタルの問題を抱え、
仕事に集中するどころか就労も難しい状況になるそうです。
そして相変わらず社ニートに悩んでいる上司は多いと聞きます。
  
 
自己責任の時代に、会社と精神的な距離をおくことは悪いと思いませんが、
それが仕事の成果に影響を及ぼしたら話は別です。
  
 
まさに、『ゆとり世代の到来』とは、単に若者の自律度の低さだけの話でなく、
とんでもない社会問題に発展しつつあるのです。
 
 
 
パラダイム転換が必要です。
 
どうやったら問題が根本から解決するのかを考えなくてはいけません。

私達日本人は、どこにいこうとしているのかを見定め、社会構造に変革を起こし
抜本から解決する必要があります。

 
ただ地域力や親の教育力や幼児教育から考えるのでは時間がかかりすぎます。
それはそれでやるとして、直近の若者をどうやって鍛えぬくかを考える必要があります。

 
そこで私は、『大人のホンキ塾』を本気で考えようと思っています。

 
今日、同士が知恵組カフェに集まり、議論します。
 
どんな企画ができるのか、楽しみですね。
 
またここで報告できると思います。


さあ上げますね。
今日も元気に「いってらしゃーい」