2010/03/ 3 (水)
2010/03/ 3 (水)
もんもんとした問いこそ「キャリア開発」に通じる
雨 気温12度 湿度75% AM7:00 M8292
おはようございます。今日は雨。富士山がみえません。昨日、久しぶりに
会った方から、『最近3日連続で富士山が見えてませんね』って言われました。みてますねー。ありがとうございます。
さて
昨日は、とある勉強会に行き、学生のキャリア開発についての見識を
増やしました。
そこで、某大学の試みをお聞きし、どのようなキャリア開発のサポート
授業やインターンシップが行われているかを学びました。
すばらしい試みで、熱意のある方がやっているプログラムは
さすが!違うなと思いました。不安ながらも就職に向かって
がんばっている学生の生き活きした姿が見られ微笑ましく感じました。
一方で心配事も出てきました
そこでの私のメモを記録したいと思います。
・学歴が高い学生なのに正解を求められ、与えているのであれば心配。
・アクションプラン作るまでの研修となっている。
・インターン中も行動や認知の状態を計測していない。
・効果測定が可能な能力開発になっておらず、研修になっている。
・どう成長したのか、何が身についたのか。
一瞬なのか定着なのかわからない。
・リカレント(卒後のおっかけ)教育になっていない。
・意欲の低い学生や出てこない学生をどうするか。
・キャリアセンター(事務方)は学務(教授の領域)に入りにくい。
企業が求めている人材は、
・イノベーション型人材
・現状打破型人材
の場合が多いです。
キャリア開発とは「自律した人材」になることなのであれば、
よって、キレイな研修でキレイにはめていくよりも
『なぜだろう、なぜだろう。。』ってもんもんとさせた問いを繰り返した
ほうがより良いということになります。
某大学では4000人の学生のうち1000人がいまだに就職先が見つからないと
聞きました。もう3月ですよ。びっくりです。
そんな人材はすべてニートやSOHOになっていくわけです。
希望通りの就職が叶うことなんて稀です。
ただ希望というそのものがあやしいってことをわかる必要があります。
企業名にこだわっているうちは、キャリアが開発されたとはいえません。
自分らしさというのは、働きぶりであり、職種や企業名ではないからです。
学生のうちに、頭を抱えるほど、”自分と向き合うこと”はいいことです。
それも青春、それも人生です。そしてきっと正解のない世界に出たとしても、
元気に、ガツン!って一発やれるんだと思います。
キレイにキャリアを教えるなんてできないんだと思いました。
そんなわたしも今日の午後から、とある企業で新人研修です。
キレイなキャリア研修をやってしまうんでしょう。
悶絶するくらい悩ました後、
「あなた達は、今、坂元竜馬になりました。今悩んでいる人はすばらしい!」
って言い切る研修をやってみたいものです。
さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」