2010/02/25 (木)

2010/02/25 (木)

教育の効果測定

晴 気温10度 湿度60% AM6:30 M8292
20100225.JPG
おはようございます。今日は三島駅からの富士山です。かすんでいますが
しっかり姿をあらわしています。このかすみ方は春の雰囲気ですね。

さて

今日は、某企業での新人教育の研修講師二日目です。私の研修は決して
やりっぱなしにせず

 行動の習慣化

までもっていく研修となります。
要は、
 
・研修会場で宣言したアクションを、如何に仕事現場で実行し続けるか。
 
という目的で行われます。



そのような研修の設計をする上で、研修効果を測定できることはとても
重要です。

 
研修当日の効果よりも、現場での効果か問題になるからです。

 
そこで今日は、どんなポイントで効果を計るかという持論を書きたい
と思います

 
経済産業省では、社会人基礎力を以下の3つの力と定義しています。
・前に踏み出す力
・考え抜く力
・チームで働く力

このようなことを教育の世界では、過去の研究者の主張を取って
・行動主義 (行動するかに着目)
・認知主義 (認知が深まるかに着目)
・社会構成主義(如何に周りとの関係性に着目)
の3つで語られることがあります。


 
このようなことを踏まえながら、私は以下のように効果測定をしています。

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前提


1.人が成長しているかどうかに着目する
2.瞬時に計測される
3.そのデータが本人を”ヤル気”にさせるもの

 


・行動の視点

  行動を継続しているか。
  もし継続できないのであれば再度計画しなおしているか

・認知の視点

  経験に対する振り返りをしているか。
  そしてその振り返りが深まっているか

・構成の視点

  チームメンバーを支援しているか
  その結果、チーム全体の行動や認知に対する影響はどうか。

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そして上記を瞬時に計測し、その本人が見れる表・グラフで表示するために、学ぶ人が、自分の行動の振り返りが出来、周りの支援を受けることができるITシステムを発明(特許取得)したんですね。
 

どうでしょうか。
私の視点は、
・「学ぶ人」が主役であること。
・「行動」だけが成長ではないこと(もちろん行動は重要)
そして
・「チームの仲間」を最大限に活かし、仲間の成功も喜び合うような
組織にになってほしいこと

ですね。

 
さあ今日も若者たちを思いっきり引き出して来たいと思います。
彼らの成長したいと思うエネルギーを信じて。。

さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」