2010/01/29 (金)
2010/01/29 (金)
従来の延長線上に未来はない。ただし、未来は現状の中にある
曇り(霧) 気温8度 湿度88% AM7:00 M8292
おはようございます。今日はめずらしく深い霧。もちろん富士山はみえません。
ので、先日いった日本平動物園の人気者を上げます。
さて
昨日は、久しぶりに知恵組のボードメンバー4人と行動しました。
某上場企業(化学・食品関連)の経営者Yさんにお会いし、
「知恵組と社内人材育成」についてディスカッションしました。
企業の経営者が率先して、「ソトガク」を進めることなんてありえるのか。
その可能性を探し出したかったのです。
一橋大学の西口敏宏先生の
「遠距離交際と近所づきあい 成功する組織ネットワーク戦略」が私とYさんの共通の話題です。
本当にいい対話ができました。「なるほど!」というところがたくさん見つかりました。
そこでYさんから出たキーワードに大きなヒントがありますので、乗せたいと思います。
「従来の延長線上に未来はない。ただし、未来は現状の中にある」
ミクロは否定しても、マクロは肯定せよということです。
「アンダーテーブルを如何に許容し活かす事ができるかがマネージャの能力」
仕事でない動きを見守り、時にはチャンスを与えていく。しかも責任は上が取るということ。
「志の高い人に会えることを保証するなら、推薦できる」
人材育成の極意は、”共鳴”。志のスゴイ人に会ってほしいと願っているとのこと。
これはすべて、「イノベーションの極意」だと思います。
経営者は思っています。
社員にイキイキ自立してもらい、いろんな「ソトガク」をしてもらい、
どんどん発想の転換をし、現状を否定して、新しいことを創発してほしい。
これは、表立っては認められない、個人の自由な行動から起きること。
よっては与えられた仕事をキッチリこなした上での話し。
なんで、自由な行動を既存の枠組みやルールに入れることはとても難しい。
ましてや上場企業ともなれば、堅い稟議を通していかないと、会社が動かない面もある。
これが、企業経営者のホンネなんだと思います。
知恵組がやらねばならない社会的な使命も見えてきた感じがします。
そして保証しなければならないことも見えてきました。
Yさん本当にありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
では上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」