2009/12/11 (金)

2009/12/11 (金)

英語を話そう!原田先生の授業を見てきました。

雨 気温10度 湿度76% AM6:30 M8290
おはようございます。今日は雨。富士山は見えません。


大隈講堂
20091211.JPG

原田康也先生
20091211-2.JPG

さて
昨日は早稲田大学の原田康也先生の英語の授業を見学させてもらいました。
原田先生とは、次世代大学教育研究会で発表を聞かせてもらい、
「ぜひ見せてください。」とお願いしており、それが昨日実現したものです。
お邪魔したのは、法学関連の学部の1年生の教室でした。

以前、
10月28日に、
「教室における最大の資源は、隣の学生である」
という記事を書きましたが、その先生の授業です。

  
この授業の方法は、一言で言って、「驚愕の授業」です。

ビデオが10台以上 20091211-1.JPG 立ち上がって3人ペアに。 20091211-5.JPG
マイクをもって話し始めた 20091211-3.JPG 一人がビデオを撮ってる。 20091211-4.JPG


ステップ1)
3人がペアになって、1人が撮影、1人が話す。1人が聞いている。
その間1分程度


ステップ2)
撮影係を交代し、聞いていた一人が質問をする。
その間1分程度


これを順番に回していく。もちろんすべて英語。


この話した音声、撮影の記録は、すべてデータベースに保存され、
いつでも検索できるようになっています。


もちろんこの3人ワークだけでなく、英語の本を読む宿題やレポート、
レポートを読み回しして、学生同士お互いに評価しあうという
ワークもあります。


この授業は以下の三つの点でスバ抜けたデザインであることが分かります。

1.英語のスキル
  話す、書く、聞くのすべてがデザインされている。
  何十年と研究・改善された授業法ですので、それはすごい!の一言です。

 
2.学生の動機付け
  音声と映像が記録されることが”やる気”につながっている。

 
3.学習コミュニティー化
  3人ペアは毎回授業のたびに変わるので、新しい3人といつも
  共同作業を行わなければならない。
  結果、クラス全体の関係性が構築され、学習コミュニティー化されていく。


 
どうでしょうか?

この授業は、単なる”英語”の授業ではありません。
 
度胸がつくし、仲間ができるし、やる気が生まれるのですから。。


いやーすごい世界を見させてもらいました。
この授業を受けられる学生は幸せだなーって感じましたよ。


 
原田先生ありがとうございました。

 
一緒に言った井越さんもお疲れさん。
学生に混じって授業に参加!すばらしい英語でしたよ。(^ ^)/

 
急に入ってもすぐ楽しく参加できる授業であることもわかりましたねー。

 
 
さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」