2009/09/24 (木)
2009/09/24 (木)
エコ体験!ゴミ拾いの場に学ぶ、学びの場作り(NPOサプライズ)
晴れ 気温23度 湿度55% AM6:15 M8189
おはようございます。今日もすばらしい富士山が見えました。ちょっと時間が早め
なので、朝焼けで赤く色づいています。
さて
9月19日(土)は九十九里のビーチクリーンとタイアップして、NPOサプライズの沼津の影奉仕
(ゴミ拾い)に参加してきました。
影奉仕は、知恵組オーナーの仲間の”飯倉さん”が主催している、エコ活動です。
飯倉さんの一声でスタートです。 | 狩野川沿いをキレイにします。 |
最後はみんなで千葉に向かって叫びました
この学習コミュニティーの流れはこうでした。
1)9:30-10:00 【集合】:初顔の人を紹介しあったり、交流。
2)10:00-12:00 【ゴミ拾い】:3つの班に別れ、協働作業。
3)12:30-13:30 【昼食】:ソバ屋で地域の活性について、話し合う。
4)13:30 【解散】
2)のゴミ拾いがメインに見えていますが、実は3)の話し合いがメイン
であるところが肝であると感じました。
よって、1)の交流の時間がどれだけ大事かは、プロなら分かると思います。
飯倉さんは、ゴミ拾いというイベントを活用して、一人一人の地域への参加
意識を作っていき、一人一人を主役にする活動をしているんです。
その証拠に、ゴミ拾いの最後の全員が集合しているときに、
「誰か、みなさんに、連絡事項ありませんか?」って声かけします。
『私、こんなイベントをやりました。』
『僕は、こんな仕事を始めました。』
『隣の町で、来週、子供教室始めます。』
なんて、発表します。この時間たったの10分。
でもこの10分によって、3)の昼食の1時間が盛り上がります。
どのテーブルでも、地域の活性についてワイガヤと話し合っています。
そうなんです。
ゴミ拾いという共同作業を通じて、信頼関係を作り、お互いのやりたいこと
をぶつけ合い、一緒にやろうというネットワークを作っていく。
まさに”学習コミュニティー”ここにあり!
という感じです。
これって単なる人脈作りでは?学びが少ないのでは?って思った人。
それは違います。
ペットボトルだけで、ゴミ袋作れること知っていますか?
それは、一枚どれくらいのコストで作れるか知っていますか?
それは、どの会社から手に入るか知っていますか?
そうなんです。別に”教室”の机の前にいなくたって、
いろんな知識が入ってきます。
興味をもったら、、”やる気”がでるでしょうから、あとは自分で勝手に
勉強すればいいんです。
そうそう。学びの場は、知恵に対する、大いなるキッカケを与えてくれる場所。
そして、『学ぶ喜び』を得る場所だと思います。
すべての知識を、そこで得る必要はないんです。
学びっていうのは、そこに人の肌感、質感があって、楽しい!って感情が
沸くんだと思います。
そういう意味では、飯倉さんは教育の専門家ではありませんが、すばらしい
学習の場を作っていると思います。
どうでしょうか。
さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」