2009/09/14 (月)

2009/09/14 (月)

本願寺で研修!?

晴れ 気温23度 湿度52% AM6:30 M8087
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おはようございます。今日は、いい天気ですが、富士山はごらんのとおりみえません。


さて
昨日は、高知大学、龍谷大学、中央大学の3大学が共同で合宿で行われた
キャリア研修にお邪魔しました。
 

場所は、築地本願寺。70畳の大広間を使って、就職に向けたワークを行っていきます。
50人ほどの学生が参加していました。みなお金を払って参加しているそうです。

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深夜バスで出発、朝着で、そのままワークに入ったにも関わらず、元気にディスカッション
をしていました。若いっていいですねー。


初日は、企業研究と面談についての共有
2日目は、企業訪問
3日目は、振り返り


ファシリテータは付くものの、ほとんど学生同士で考えながら進めていきます。
ときおり、OB/OGがディスカッションに加わります。


このような、「学び合いの場」を、企画・実践されているのが、池田啓実先生。

私が尊敬する「場」の実践・研究者です。


昨日も、池田先生と「ソトガクのススメ」の話をしていました。


まさにこの本願寺で行われている場も、「ソトガク」の典型。


自分のウチの(就職するという)課題に対して、ソトガクしているわけです。

多様な大学の人たちと、多様なオトナたちと、意見を交わして気づいていきます。


このような場がうまくいくポイントがあります。
ほっておけばできるわけではありません

2つポイントをあげます。

・50人が、「ありたい働く姿を実現する」という同じ共同目標をもっている。
・70畳の大広間という広く見渡せる場所で、少人数のグループ形式を取っている。

場が作り出す、その空気によって、人々は、思わずワークしていきます。


その証拠に、私と、池田先生と定年GOの正木さんとが知恵組やソトガクについて
話していましたが、喫茶室でお茶をしているときより、ワイガヤ50人の学生がいる
この畳の上の方が、3人の話は盛り上がり、いいアイデアが出たのです。


いい場というのは、こういうものですね。


 
3人で、どんな話をしていたかというと、「ソトガク歴」のこと
・面接官に「あなたはどんなソトガクをしてきたんですか?」質問される。
・大人が使う名刺の裏には、「ソトガク歴」を入れる。

 
それくらいムーブメントを作りたいと話していました。
池田先生は、大学教育の視点で、私は学習コミュニティーの視点で
これからも一緒にコラボレーションしていこうと誓ったのでした。


さあ今日は企業訪問。学生諸君は、ぜひ、力の限りがんばってほしいものです。

さああげます。
今日も元気に「いってらっしゃーい」