2009/05/21 (木)
2009/05/21 (木)
高校でも外学
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おはようございます。今日もうっすら富士山が見えましたよ。春霞の中でも
しっかり姿をあらわしています。
昨日、”外学”(そとがく)は学校教育にも必要と言える。と書きました。
今、高校で着目されているケータイ活用授業を例にとって、その理由を
説明していきます。
C-Learningを活用。府立柴島高校でケータイ授業(5/15読売新聞)
「総合的な学習の時間」では、子供たちの、倫理観や自立心や公共の精神を育む
ことを目標に、社会と自分たちのつながりを意識させた教育が行われています。
なぜケータイが注目されているか。
これは、単なる”端末”の話ではありません。
今、ケータイを授業で使うことは、とても意味が深いものなのです。
[プライベイト]の持ち物の”ケータイ”
でも実はネットの向こう側には[パブリック]の世界が広がります。
[プライベイト]と[パブリック]の境目を学ぶのに、ケータイは最高
の道具です。
自由だからといって、好き勝手なことをやると、社会に迷惑が
かかります。
社会は可能性がいっぱいの素敵な場所です。
でもたまに悪意をもって近づいてくる人もいます。
よって、受身を身に付ける必要もあります。
一方で、授業で手を挙げて発言する生徒は少ないです。
しかしケータイを使って発言をし、全員の意見をプロジェクタに
映せば、瞬時に他の生徒の意見を知ることができます。
自分とは違う他者の意見を受け止めること。
それによって、お互いを尊重していきます。
グループディスカッションで活発に意見交換するようになります。
結果”授業の現場が活性していきます。”
まさに、総合的な学習で必要な、
[プライベイト]と[パブリック]
[自分の意見]と[他人の意見]
の相互作用を体験しながら学ぶことができるのです。
生徒たちにとって
公共という場も、外(そと)です。
他者という人も、自分より、外(そと)です。
自立心を育てることが大切だからこそ、逆に周りを見ていく
外学(そとに学ぶ)が、とても重要なんですね。
さあ上げますね
今日も元気に「いってらっしゃーい」