2009/03/ 5 (木)

2009/03/ 5 (木)

うまい仕事でなく、いい仕事ぶり

晴れ 気温10度 湿度58% AM8:00 M8986
090305.jpg
おはようございます。今日はスカッーっと晴れ。ごらんのように
富士山もすばらしい姿を現しています。
(私は研修講師で都内に宿泊中なんで家から写メで送ってもらい
ました)

昨日若手向けの研修があったのですが、そのあとの懇親の場で
とある問題が若者から提示されました。

「他の部署が思うように動かない」

と言うのです。

いろいろ話を聞くと、自分は営業のようなんですが、品質保証
の仕事や商品の企画関連の仕事と連携して行う仕事が多いよう
なのです。


私はしばらく若者の話を聞いてから答えました。


「うまく仕事をやろうとするんじゃなくて、いい仕事をしよう
としたらどうですか?」


そして続けました
・組織が今の案件にベストにできていることなんて稀。
・お客さんの要求を100%のむのがいい仕事でない。
 お客さん側の過剰な品質要求を指摘することも大切
・営業は、利益を出すことが大切。でも一番最初の仕事は
 利益は薄いかもしれない。リピートオーダーがあれば
 利益は増大する。
・品質の仕事の部署は、「いい仕事は時間とコストがかかるんだ」
 と思っていて、お客様は「いいものをやすく早く届けろ」という
 そんな価値が矛盾しているところを、どれだけ相手に入り込めるか
 だ。


ということを伝えました。
要は、誰だっていい仕事したいと思っている。それが相手に伝わる
かどうか。
伝われば、単なる案件は、プロジェクトとなり、いい仕事となっていくんだ。

ってことだと思います。


どうでしょうか。仕事って高尚なものですね。
人間を高めてくれて給料がもらえる、そして”ありがとう”といわれる
最高の道具が仕事ってやつですね。


さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」