2009/01/23 (金)

2009/01/23 (金)

ピンクのネクタイの若者

雨 気温11度 湿度90% AM8:30 M8086
おはようございます。富士山は雨なんで見えません。
久しぶりに家に帰ってきたのに。残念!

さてコメントありがとうございます。こちらでFBしています。


昨日まで、とある企業で新人研修を行っていました。夜懇親会があり
とあるイケメン男性の受講生の一人とじっくり話す時間がありました。

彼が言いました。
「私MBAをとりに行くんです。」


一緒にいた人事の方は、びっくり、「会社辞めるの?」と。

(ここで人事の方はタバコを吸いに席をはずれ、彼と2人きりになる)


私は言いました。
「MBAをとるってことは、ジェネラリストになるってことだよね。
 何か大きな仕事を成し遂げたいって今の気持ちは、大切だよね。
 でも、ジェネラリストってスペシャリストたちを動かす立場だよね。
 今のスペシャリストたちが、何のスペシャリストでもない人を信じて
 動くと思いますか?」


 「えっ!?」(顔色変わる)


私は続けました。
「大きな仕事をやるってことをMBAを取るって直結しているに
 すぎないんじゃない?
 まずは目の前の仕事を一生懸命やって1つのスペシャリストに
 なってからでも遅くないんじゃないかな。」



 「なるほど」(顔に元気が戻る)


私は続けました。
 「でもいまのチャレンジするぞって気持ちはすばらしいよ。
 その気概を持ち続ければ、成功するよ。きっと」


 「ありがとうございます。めちゃ勉強になりました」(顔が輝きだす)

こんな会話を夜2:00にしていました。


次の日、朝8:45から研修開始だったんですが、もらったばかりの
ピンクのネクタイをバシッときめて、
「おはようございます!今日もよろしくお願いします!」
って明るい笑顔の、彼がいました。

(実は彼の誕生日会を同期たちがやってくれ、ネクタイをプレゼントされた
ばかりだったのです。)


偶然私もピンクのネクタイだったので、
「おっ。気が合うじゃん」
っと返しました。


そのとき思い出しました。この彼、研修の初日の
最初のセッションの直後に、
「成功ってなんですか?」って質問してきた彼でした。
私はそのとき、言いました。
「それをこの研修で一緒にみつけていこうよ」

また一人、可能性が高い若者に会いました。
この仕事(若手成長プロデュース業)が楽しくてしょうがないのが
お分かりいただけますか?


さあ上げますね
今日も元気に「いってらっしゃーい」