2008/09/22 (月)
2008/09/22 (月)
内観と追観
雨 気温25度 湿度79% AM7:30 M7884
おはようございます。久しぶりの富士山を!と思いましたが、雨で山がまったく見えません。
先週ケンブリッジ大学で行なわれたISIS2008シンポジウムの集合写真が
届きましたので送ります。これだけの質のメンバーが一堂に会することは、
すごいことです。まちがいなく、次の時代の日本を引っ張る人たちだと思います。
さて
「やりっぱなしの研修」を「行動定着型研修」に転換させるためのシステム
「ActionT.C.」では、
自分の行動に対して振り返りを行なう仕組み
を取り入れています。
これは、『内観』 という考え方です。
内観では、強く自分を見つめることによって、気づくことができます。
古くは、悟りを開くための仏教用語ですが、最近では、心理学上の
療法でも利用されています。
自分が自分を知らなければ、変わることはできません。
行動変化は成長というものなので、自分が自分を知らなければ
成功することができないと同じです。
ActionT.Cでは、内観のこのような特徴に加え、『自己開示』という
考え方によって、他者からフィードバックを受けられるようになっています。
他者からのフィードバックを、『追観』とも呼ぶそうです。山口先生にケンブリッジ大で
教えてもらいました。
早速、調べてみると、
学習者を動機付ける手法として、
・肯定的な追観、自己評価の促進
という考え方がありました。(Scheidecker and Freeman 1999)
そこには、
・動機づけを高めるような追観を促進する
・動機づけを高めるようなフィードバックを与える
とあります。
内観が、深く自分を見つめ、気づくことであれば、
追観は、他者によって、その気づきを促進してもらうこと
ですね。
振り返りーフィードバックは、
内観ー追観
とも言えるんですね。
追観をもらえるようにするため(=もっと自分に気づくため)、内観を自己開示
することが重要という考え方になるんですね。
さあどうでしょうか。
あなたは、内観、追観によって日々成長していますか?
それとも自分にも気づかない独りよがりに陥っていますか?(うぁー怖っ)
さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」