2008/07/16 (水)

2008/07/16 (水)

数学を勉強すること

雨 気温26度 湿度88% AM8:00 M7884


20080716.JPG

20080716-1.JPG

おはようございます。今日は雨です。富士山は見えません。
なんで今日は「どこまでのびるねん。キュウリ君」を乗せておきます。

さて今日は午前はPL会を行なった後、午後は、I-Villageにて管理者向けツール
の開発ミーティングを行ないます。


昨日とある大学の学部長といろんな談義をしていました。
その学部は、金融ビジネスに入る人材を輩出するという
今の時代を反映している先進的な学部なんです。
が、
勉強は、理系と文系の真ん中(文理)になります。


問題は、入学試験ではなかった、”数学”のような科目
に対し、学生の学習意欲をどのように上げるかです。
一部の学生から、
”高校のときに苦手だった数学をまたやらなくてはいけないのか?”
という意見があるそうです。


数学の勉強は、当たり前、当然ですね。
現在の金融業界で、数学の知識がなければ通用しません。
ホワイトカラーのエリートにとって、競合相手は、世界で戦う
金融マンたちだからです。


そして、数学は、論理的な思考力をつける上で重要な科目です。
論理的な思考力がなくて、苦労している若手社員を見ると、
どんな業界でも、数学は必須ではないか、と思われます。

すでに、文系、理系と分けている時点で、時代とのずれがある
ことに気づきます。

頭の硬い人は、とくに困っていないでしょうが、現場にいる社会人は、
本当に大変です。仕事に必要な最低限の技能が身についていないで
社会人になってくるんですから。。


”今の大卒は、50年前の高卒よりも出来が悪い”と揶揄する人がいますが、
当たっている面もあるかもしれません。

でも今の学生にだけ、問題を押し付けていいんでしょうか。
違います。構造的に、制度疲労が起きている今の高等教育です。
大学だけ改革をがんばってもだめですね。前後左右が一体となって
やらなければなりません。

前:義務教育
後:社会人

左:家庭教育
右:他大学、専門学校など他の教育機関


どのような人を育んでいき、どのような社会を作りたいのか。。
1人1人が考え実行しなければならない時期にきていますね。


どうでしょうか。。
ちょっと難しく書いちゃったんで、簡単に言います。
「文系、理系の区分けを国民全体で一斉にやめちゃえばいいのに。。」
と考えているだけなんです。
高いレベルの理系エリートの進む道は、”超理系”と名づければいいでしょう。。(笑)

まずは、
”受験科目”と”実際の授業レベル”
そして
”卒業時の能力”と”社会人に必要な基礎力”
のギャップをなくさなくてはいけません。
何から手をつけたらいいのかを考え、小さいことからでも実行したいと思います。


さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」