2008/07/ 4 (金)

2008/07/ 4 (金)

新しい教育効果測定の定義の必要性

雨 気温不明 湿度高め AM7:00 M7883
おはようございます。今日はすごい豪雨で、新幹線が
動きませんでしたよ。なんとか動き始めましたがまだ
徐行です。富士では一時間120mmの記録的豪雨だそうです。

さて今日はとある企業の研修のオブザーブ、その後
会社にもどって主催するセミナーのファシリテーター
を行ないます。
ちなみに明日の土曜は、以前お伝えしたコラボ研修の
セッティング第2回が行なわれます。

今日は教育効果測定について書きます。


以前研修効果測定のカークパトリックのLevelは
レベルと言うこと自体がおかしいと書きました。
レベル1,2と3はまったく違うものだからです。
レベル=段階という印象を与える言葉は、誤った
教育の改善プロセスを誘導する可能性があります。


じゃー
Lv.3=行動変容

行動変容って何でしょうか。
(一般的なIDの話をここでするわけではありません)

研修の効果を、研修後の行動の変化で見るという
ことなんですが、本当にそのデータは、現場で必要
な情報なんでしょうか。


以前このブログで、教育法には
・行動主義
・認知主義
・構成主義
の3つがあることは述べました。

行動(動き)の変化、
認知(心)の変化、
構成(周りとの関係性)の変化

これらの要素が必要な効果測定が必要と思っています。


よって、新しい概念の言葉や計測の定義が必要だと思います。
しかもニッポンジンのアイデンティティに合ったものです。
そして、学ぶ人にとって得であり必要なものである必要があります。
けっして研修の評価のために行なわれるものではありません。
主役は、学ぶ人=受講生なんですから。。


では、教育力を考えたとき、ニッポンジンのアイデンティティの
何が重要なんでしょう。

私は、『個々の地道な努力』と『支えるチーム力』と思っています。
じゃーどんな概念を発明しましょう・・。
これは、またの機会に書きますね。


みなさんも、新しいLv3(行動変容)の定義を考えてみてください。

では上げますね。大幅に新幹線が遅れてるんで、
研修に間に合うか心配になってきました。
品川からタクシーでなんとかなるかな。。。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」