2008/06/ 4 (水)
2008/06/ 4 (水)
学習の効果は計れる
曇り 気温18度 湿度70% AM8:00 M7783
おはようございます。雨が上がったんで期待したんですが、山には雲がかかっています。
でもクリアに山が見えてとてもきれいですね。キュウリが大きくなったんで乗せます。
きゅうり、でかーっ。笑。。
さて今日は、午前はI-Villageで開発会議、午後は、とあるパートナー企業とアライアンス
の商談があります。
昨年度は、”やりっぱなしの研修改善分科会”と題して、10回にわたり
勉強会を行ってきました。
http://hrdm.jp/forum/kensyu.html
ここでは現在の研修教育の様々は課題が浮き彫りになりました。
たとえば、
・研修実施前の巻き込みやニーズ認識の甘さ。
・送り出す側の上司の理解の不足。
・参加者のやる気の問題。
・効果を測定できない現状
その中でHRD部門と教育ベンダーのもたれあいの問題も指摘されて
いました。
昨日は、”研修ベンダーのミシュランを作る”と題して、友人のIさんの声かけの元
有志が10人近くがあつまって、懇親会を行われました。
(Iさん小粋な会に参加させてくれてありがとう!)
初回ですので、自己紹介くらいとそれぞれが思っている課題認識の確認
くらいで終わっていますが、次回も続くそうなので、期待大ですね。
次のテーマは、
・では、何を基準に、どうやって研修を格付けするのか
ですが、
あたまがクリアなうちに、私の考えを載せておきます。
まずは学習論の何の立場に立つかを明らかにしないと
この手の話はまとまりせん。
適当に話すと、理論が混同して話が混乱するんです。
何の価値観がベースになっているか学習理論から
まとめる必要があります。
その代表的なものが以下の3つです。
・行動主義
目に見えるものが学習。行動の変化
・認知主義
心の中で起きるのが学習。知識の増大、心の変容
・構成主義
体験でおきるのが学習。状況やコミュニティへの参加
大体どれかに偏って考えがちなんですが、
私はこの3つに同時に立てると思っています。
3つの立場にたった方法論、教育技術、品質保証技術を
実現できると思っています。
それには、研修の6ヵ月後の
・行動目標の質と量の変容
・新しい行動目標が導きだされる根っこの開眼の度合い
とその事実を開示するレベルの質と量の変容
・ゴールに向かっている仲間を支援し、学びを創造する
フィードバックの質と量の変容
を計測できることがポイントと思います。
「そんなのできたら、すごーい」って声も聞こえてきましたが、
できるんです。
でもこれも私の実践だけで言っているにすぎません。
まだまだ足りない部分もあると思います。
なんで、昨日のような小粋な仲間からどんどんフィードバック
をしてもらい、このコミュニティーを”学習する場”にしていきたいと
思います。
私は、教育研修業界でなく人材育成業界を新たに作る
ビジネスを行いたいと思っています。
それは、昨日のような、プロ意識はありながらも、
楽しい仲間たちと、小粋な学習コミュニティー
の中で実現していきたいと思います。
普通に財務的価値観だけで、ビジネスを作ったんじゃ、、
作り上げていくプロセスが、人材育成でなくなりますから。。。汗
では、またの再会を楽しみにしています。。
さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」