2008/05/16 (金)
2008/05/16 (金)
子供の個性を育てる
晴れ 気温19度 湿度60% AM7:20 M7884
おはようございます。今日はかろうじて富士山が見えています。もっとスカッと見たいですね。
さて今日は午前はI-Villageで開発会議、午後は、とある大学の授業を見学したあと、
とある教授とミーティングします。
昨日とある大学の授業を見学した後、O教授と懇親しました。その先生は主に
美術と幼児教育が専門です。なので、話は子供たちの育成話になります。
ちょうどこの前スーパーで見た気持ち悪い風景の話をしました。
それは、
「母の日」のために、保育園や幼稚園の年長さんたちが書いた
”お母さんの絵”が、地元のスーパーに張り出していた風景です。
全部で7つくらいの保育園や幼稚園のものなので、
全部で、200枚くらいの、”お母さんの絵”になります。
保育園、幼稚園単位にまとめられています。
・マンガのような絵
・宇宙人のような絵
・ひんまがった絵
・ひたすら、○がある絵
いろんな絵があるなってほほえましく見ていたところ、
とある私立幼稚園のところに来て、寒気がするほど
気持ち悪い光景を見ました。
20人近くがまったく同じような絵を描いているんです。。
おそらく正しい絵として例をみせられ
・書かされている絵
なんです。
個性は完全に打ち消され、なんの楽しさも感じません。
1枚1枚の絵は、ただの
・うまい絵
なんです。
それをO教授に話したところ、
私立でよくあることらしく、
「一番の問題は親がそれを見て、”おかしい”って思わないこと」
と言っていました。
フツーの感覚があれば、あの光景は”気持ち悪い”んですが、
そう思わない親が多くいるそうです。
これでは”子供たち”がかわいそうですね。
親がどういう感覚で、子供たちの”生きる力”を考えている
いるのか、”親力”は、完全に劣化しているように思いました。
この子たちが、小学生になるときには、
・”主体性”のない、
・周りの顔や空気を伺うお行儀のいい子
が作られているんでしょうね。
そんな子が15年後社会に出た後に、
・多様性の時代だ。個性を出せ。
・失敗を恐れずチャレンジしろ
って言われたって、動くはずがありませんよね。
ふぅー。どうしましょうかね。
さあ上げますね
今日も元気に「いってらっしゃーい」