2008/03/ 7 (金)
2008/03/ 7 (金)
子供は五感体験と言葉で学ぶ
晴れ 気温9度 湿度51% AM7:40 M7884
おはようございます。今日も良く晴れていますね。ちょっとかすんでいますが、
よく富士山が見えていますよ。すばらしいーですね。ご覧下さい。
今日はi-villageで午前はIT開発会議と商品体系作りと業務にあわせた会員規約の開発
午後は、人材育成のプロセスとコンテンツの開発です。一日開発作業ですね。
『小学生時代に何を学ぶべきか』
とあるコンサルタントの方とそんな話をしていました。
以前とある先生(長年研究している実績の研究者)に
「幼稚園と小学校のブリッジ教育は何が大切ですか?」
と聞いたところ
「五感で体験すること、その体験を言葉すること」
という答えでした。
まず『五感』は、外で思いっきり遊ばせることから始まりますね。
・太陽の光がまぶしかったり、
・木を触ったらベタベタしてたり、
・実を食べたら、辛かったり、
・動物を叩いたら、怒ったり、
・走ったらガケから転がり落ちたり、
・川で石の間に手を突っ込んだら、ザリガニに手を挟まれたり、
そうやって子供たちは、五感を研ぎ澄まさせていくんでしょう。
途中で友達とのもめごとも起きるでしょう。
・見つけた棒を取り合いになり、相手を押し倒して泣かしたり
・なだめようとする子がでてきたり、
・それを無視してるんだけど、気になる子が出てきたり、
・2人の間に入って、仕切り始め子がでてきたり、
ここまでは、大人は遠くで見守るだけで、何も手を出してはいけませんね。
(見守っていることも子供たちにわからないようにした方がいいです)
さあ五感で思いっきり感じたら、『言葉』に落とすことです。
ここで大人の出番となります。
なるべく、表現豊かで正しい日本語を話してあげることが
大切だそうです。
例えば、
子供が、
「今日は風が強いね」
といったら
大人は、
「そうだね。暖かい風だね。においがするね。これが春のにおいだね。」
という風に。
十分、大人と五感で感じたことについて、いい日本語で話したら、
絵を描かせたり、文章に書かせたりすると、スッと心の奥に入り、
・わかる
という体験をするとのこと。
要はこの”わかる”ということが、五感での体験と言葉に落とす作業で実現
するんですね。
どうでしょうか。小さい子供たちへのまなざしは、”教える、わからせる”ではなく、
”自分でわかることを学ぶ”という視点ということなんですね。
みなさんの子供に対するまなざしはどうですか?
ちなみに私たちは、本当に物事が、”わかっている”んでしょうか。
なんか、”わかる”ってことからは、浅いなー。って感じること多くありません?
五感体験を言葉にした経験が少ない子供が大人になったら
短絡的なことが多く起きそうな社会になる気がします。。。。ちょっと怖いですね。
さあ、上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」