2008/02/22 (金)
2008/02/22 (金)
大学の改革はオープン化から
おはようございます。今日の富士山はどうでしょう。
今東京から静岡にむかう新幹線の中なので分かりません
写真を楽しみにしている○○さん。すいません。
今日は一日I-Villageで開発ミーティングを行います。
新しいサイトのOPENがもうすぐですので、話すことが多い
んですね。
さて大学の改革はどこが問題なんでしょうか?
そもそも大学は、このままでいいんでしょうか?
・硬直した事務組織
・非効率な予算履行
・情熱が足りない教員
一人ひとりはしっかり働いているのに、組織が活性していない
ところは多いです。そして定員はキッチリキープしていたりした
ら、危機感は全くなく改革が進むことはありません。
それでも学生に目を向けた場合、社会が求めている人材を
輩出しているとはいえず、教育機関としては機能不全に
陥っている状況と言えます。
そもそも大学が教育機関だったのか。。というところから
問いを繰り返した方が良さそうです。
もちろん大学だけの問題でもありません。でも大学が変われば
下も順番に変わっていくのではと期待しています。
ではどうやって現状を打破したらいいんでしょう。
私は、授業をもっとオープンにすることから始めるのが
いいと考えています。
大学の中心はやはり”授業”。そこが閉鎖的であれば
何も始まりません。そして大学を越えた先生同士の授業の連携
をもっと進めるべきと考えます。
要はまずは、教員の意識改革です。
授業という”学びの場”を提供おきながら自分たち同士の場
が”学びの場でない”ということに目を向けるべきと考えます。
もちろんこの改革についてこれる人は少数派でしょう。
それでも、授業をオープンにし、他の大学の先生と授業を
開発したり実践したりすることで、
・本当にどうしていったらいいのか
ということを考える礎になると考えています。
そしてすべての授業の最後に
「あなたはこの授業を他の人に勧めますか?」
というアンケートを行うのです。そしてこのデータでさえ
公開していくんです。
今より改革の議論が活性するのは間違いありません。
そして忘れては行けないのがOB
授業の成果は10年後に現れるかもしれません。
あとから、あの分野もっと勉強しておくべきだった。
と思うこともあります。
そこでOBにも
「あなたの人生に○○授業は影響を及ぼしていますか?」
とアンケートするのです。
そしてこのデータも公開します。
もっと公開したいデータがあります。
授業改善に取り組んでいる”プロセスや気持ち”もデータを
公開するのです。
『先生はこんな気持ちでこうやって考え、こう実行しようと
しているんだー』
というものを子供たち、学生たちと共有するのです。
だって、学ぶ主役は学生一人ひとり。
学生と共に、授業改善をしていった方が、よいでしょう。
(学生の消費者気分、サービス享受されるだけの甘えた
メンタルモデルをぶっこわせるし。。。。笑)
どうでしょうか。教育改革は政府が考えたって、実行するのは
先生一人ひとり。現場から改革を起こすのは
・オープンと交流そしてデータ公開
と思いませんか?
さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」