2008/02/ 1 (金)

2008/02/ 1 (金)

育成文化とは

晴れ 気温5度 湿度58% AM7:50 M7883
080201.JPG
おはようございます。今日はバッチリ、久しぶりに快晴の中に、真っ白な富士山が浮かび
上がっています。すばらしいですね。スカッーってしますよ。

今日は、BMの作成作業のあと、とある企業のリーダーにお会いし、育成の仕組みについて
話し合います。

育成の仕組み作り(OJTの再構築)の肝は、現場の上司などミドル層の育成ですね。
って何でしょう。
考える上で、もっとも大切なのは、現場の風土、育成文化です。それは
現場に
 ・お互いに学びあって成長する
という考え方と行動を根付ける。ということと同じです。

・短期的な視点、財務的な視点だけで、お互いを見るという文化のところに
 育成文化は育ちません。
・年上がえらくて、年下は、未熟なんだから従え、と考えているところに
 育成文化は育ちません。
・役職に関係なく、誰とでも本音で気軽に真剣に話し合える雰囲気がないところに
 育成文化は育ちません。


では阻害しているその文化を作っているものは、なんでしょう。

それはズバリ。
 リーダーの行動、言動そのもの
です。

文化とは、リーダーの行動、言動の集合体によって90%作られます。


よって”育成の仕組み作り”とは、最終的には、リーダーの行動、言動を変革すること
と同義語になるのです。


若者は会社の将来をしょってたつ宝です。早期に育成しなければなりません。
でもどれだけ研修をやってもスキルはついても、行動能力がアップすることには
つながりません。
早期に成長するとは、行動を変化させていく能力が付く。ということなんです。
そのような行動は、ほとんどが(彼ら彼女らにとっては)チャレンジ行動です。

そのチャレンジ行動を、阻害するのが、育成マインドの欠如した年上の人たちの
行動、言動なんです。


一口に”育成マインド”といったって容易ではありません。チャレンジさせ育てる
ということは、上司にとったら、自分の短期的財務的成果責任を重くすることになります。
・相当の勇気と
・大人の心、そして
・自分や部下そして会社の将来をWin-Win-Winにする長期的な視点
が必要ですね。生半可なことではありません。
だって、
チャレンジさせ成長=失敗させ、PDCAを自分で回させる力をつける
ということですから。。。汗:


どうでしょうか。みなさんの会社には育成文化がありますか?
今日ちょっと自分も含めて、周りの人たちの行動、言動を注意してみて
みましょう。誰かのチャレンジを阻害していないか。って。。。

さあ上げますね。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」

P.S.昨日も遅くまで新しいビジネスのBMについてi-Villageで
話し合いましたが、いろんな視点での意見があり、まっすぐスグ完成!
ってわけにはいきませんね。。ふぅ。。。