2008/01/31 (木)

2008/01/31 (木)

ビジネスモデル作成の実態

曇り 気温7度 湿度57% AM7:30 M7883
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おはようございます。今日はどーっと雲が富士山にかかって、幻想的な雰囲気になってい
ます。チラっと足元だけ雪化粧が見えますね。

今日の予定は、午前は、新しいASPビジネスのBMを作成します。午後は、とある企業の
人事の方にお会いし新人研修の行動定着の状況の確認を行います。

BM(Business Model)を作成する上でどの点に留意して行うといいのでしょう。
ビジネスモデルとは一般的に、
・ビジネスの全体をイメージし、資金の回転を設計を主眼において、人の動きやサービスや
物の流れやルールを決め、どのような収益構造にするかを全体設計すること。
と言われています。

単なるお絵かきの”ビジネス企画書”とは違って、現在のポジション、人材の能力、
マーケットの変化なども考慮して、キャッシュの流れと蓄積を設計するのですから、
かなり難易度の高い作業です。


現在、設計しようとしているビジネスに置き換えると、
 ・7年間の先行した実績がある。
 ・商品はすでにある。
 ・主要顧客がすでにいる
 ・その商品が使われている現場を知り尽くしている
というアドバンテージと
 ・原価管理があいまい  (昨日のブログに書いて課題を整理しました。)
 ・商品企画がマーケットと合っていない
 ・営業がベタ営業のみで量が来ない
 ・受注から資金回収の業務プロセスがない
というディスアドバンテージがあります。


”商品企画をマーケットと合わせる作業”とは、結局、「営業の提案」作業です。
お客様に、サービスと料金を当てて、受注できれば、それがマーケット単価の
可能性があり、一定期間の受注の数がマーケットサイズを予測する道具となります。
(営業マンの能力が一定であればですが。。)


”営業がベタ営業のみ”という課題は、ポータルサイトを立ち上げて、そこに引き込む
ことで解決できるでしょう。そのポータルサイトは、魅力的なサイトでなければいけません。
また人から人を呼ぶ口コミの仕掛けを作ることが勝つためには必須でしょう。
(インターネット広告を使ったからって受注が伸びるほど単純ではありません)


”業務プロセスがない”部分に関しては本日かかろうとしている作業です。
具体的には、
 ・規約書類の開発
 ・申込書類の開発
 ・請求関連書類の開発
 ・各種書類の流れの業務フローの開発
 ・資金回収を確実にするための定義の開発
となります。
一番頭を使うのが、最後の”資金回収を確実にするため”の設計です。
大企業相手のBtoBのビジネスでない場合は特に留意が必要です。
(取りそびれがあったり、少ないお金を回収するのにそれ以上のお金がかかったり。。)


もちろんお客様の視点にたって、サービスを開発することが大切ですが、
それはしっかり利益が確保できて、サービス拡充を続けられる状況を
作っていて始めてできることでもあります。


どうでしょうか。BM作りって面白いでしょ。これに社員のモチベーション維持や
外部企業との腹の探り合いのアライアンスなど、グチューっとした世界が混ざって
来て、資金回収できなければ、借金に追われる生活になるんですから。。。面白いっしょ。。
相当、勝ちたい意思が固くないと、やっちゃだめでしょうね。。。。笑


ちょっと難しい話題が続いていますかね。
ところでいったいこのブログ誰が読んでるんだろう。。。
明日は、岡田ジャパンの話でも書きましょうか。。。汗;

さあ上げます。みかん、うまい。。
今日も元気に「いってらっしゃーい」