2008/01/28 (月)
2008/01/28 (月)
高校の情報の授業
晴れ 気温3度 湿度61% AM7:10 M7884
おはようございます。今日は晴れているんですが、山にはごらんのとおり雲が多く、
富士山はチラっとしか見えません。しかしまだまだ寒いですね。
昨日修善寺にいったんですがだいぶ雪が残っていました。
さて今日は一日中、高校向け、学校向けのサービス開始までのビジネスプロセスを開発し、
利用規約、注文、請求書等、法務的文章の開発を行います。
これをもって4月から新しいバージョンのASPサービスを開始したいと思います。
来週、とある高校の教科”情報A,B,C”の授業で講演をすることになりました。
先日、とある学会でプレゼンしたところ、着目され、直接依頼があったものです。
私が、高校生には、インターネットの感動、すばらしさをまず伝えるべきだ。と
私の経験から、講演したところ、その話の続きを話してほしいということでした。
ところで、最近の高校生はどんな世界に住んでいるんでしょうか。
少なくともケイタイはほぼ持っており、使いこなしています。
また、親や先生が知りえない秘密の世界を持っていて、よく使っています。
よって、どうしても高校の授業は、”モラル、ルール、有害情報への対処”など
”気をつけろー”ってな話になってしまいがちです。
大切なことはわかりますが、夢がなくて、聞いている方も萎縮してしまいそうですね。
今から社会にでる人たちは、インターネットを避けて生活することは不可能です。
いいか悪いかは別として、利用技術の教育、モラル教育、ルール策定などが、
きちんする前に、いろんなサービスが氾濫していきます。
どうせそうだったら、インターネットに突っ込んでいった方がいいですよね。
そして、ケイタイも避けることができない道具になっています。
私は、インターネットってすばらしい道具だと思います。
・小さな力しかなくても市場につながることができます。
・一人の技術者であっただけなのに世界の技術者と一緒に仕事がすることができます。
・1人で悩まないで、おなじ境遇の人と共有することができます。
もちろん性善説だけでは対処できないくらい、しょーもない情報があふれかえっています。
しょーもない人がインターネットを犯罪で利用しようとしています。
でもそんなんに負けなきゃいいですよ。強く立ち向かえる勇気と正しい情報を学ぶ場が
必要なんです。それが、高校の”情報”って教育の場だと思いますね。
今の形の教科書なんていらないかもしれませんね。教科書が発売されたころには古くなって
いそうです。それより、もっとスゴイ素材を、子供たちが持ってますから。。。(笑)
もう、”教えるのが先生。教わるのが生徒”って考えを、完全になくしてしまう必要があります。
かといって正解もありません。
子供たち同士で”一緒に学んでいく場”が必要なんですね。
先生は、場のコーディネーターだったり、ファシリテーターだったり、あまり前に出過ぎない
ようにして、でもちゃんとコントロールしているっていう方法でしょう。
よって、”教えない”、でも”気づかせる型”の、ID(インストラクショナルデザイン)は必要です。
キャリアや国が、有害情報うんぬんといってアクセス不可にしようとしても、
そんなことやったら、おそらく反動が起きると思いますよ。
(中学までのKIDSには、アクセス制限は必要ですが。。)
一番まずいのが、キャリアが決めた”公式サイト”だけにアクセスできるようにするもの。
キャリアの人間が、子供に対して公開できる情報を操作できることになります。
そんな決定したら、もう、インターネットのOpenなすばらしい世界は終わり。
やってはいけない施策ですね。
とにかく大人が子供にやらなければならない唯一の仕事は、子供たちに、
生き抜く力をつけてあげることなんですから。。
(隠して、制限して、守ることだけ考えても、今のスピードに間に合わないですよ。。)
どうでしょうか。
ところで、いまどきの16歳はどんなアイスブレークやったら受けるんでしょうか。
よくわかりません。
"大学生との就職関連コミュニティー:永谷塾”の学生に、何が受けるか、
聞いちゃいました。。
さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」