2008/01/17 (木)
2008/01/17 (木)
論理的思考力は基礎で必要な能力
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おはようございます。今日も曇っていて富士山が見えませんでした。ちょっと寒さも和らぎましたね。
さて今日はとある企業のCS定着についてのTOP会議、午後は教材開発とパートナーとのミーティング
です。
昨日とある大学の授業にオブザーブしましたが、内容は、「論理的思考力を身につける」授業でした。
とある教材をつかって、理論に従って、問題を解きながら、日本語の論理的な構造展開や論理的
思考のプロセスなどを学びます。
例えば、例文の
・このアパートには犬とサルとキジを飼っている人がいる
という文章の否定文を作るという作業です。
しっかり落ち着いて理論に従って分解、結合していくと正しい日本語の否定文が
出来上がります。
論理的な思考力は、
・常に仕事を進める上で利用し、
・理解を深めるときにも利用し、
・人に自分の考えを理解してもらうときも利用する。
といった、もっとも重要な脳(前頭葉)の動きです。
いろんな人の成長や壁にぶつかる姿を見てきて、
”人が成長するかどうか”は、論理的な思考力によって決まる。
といっても過言ではないのではないかと最近考えています。
先日も、とある企業の、とある研修の後、若い女性社員の方が
私のところへ来て、
「仕事で、上司にうまく説明できないんです。私は感情的な
能力しかないので、論理的な能力を付けるにはどうしたら
いいんでしょうか」
と質問されました。
そうなんです。仕事とは複雑な問題解決です。
問題解決能力は
(ちょっと論理的に書きますと。。。。笑)
・問題発見能力
と
・業務遂行能力
に分解できます。
まず、”問題発見能力”です。
ものごとをシステム思考で広い視野で論理的に捉えること
ができなければ、問題を本質的に捉えることができません。
その次に、”業務遂行能力”です。
仕事は組織の目的のために行うのですから、1人で行う仕事
は組織の中には存在しません。
ということは、周りに納得させる表現能力があって、はじめて
仕事の生産性や質が高まります。
自分の考えをしっかり論理立てて分かりやすく説明し、
まわりの積極的な協力を自分の力で取り付けていくという
行動が必要になってきます。
ということで”論理能力”は最低限ベースの必要能力と言える
でしょう。
もちろん仕事を進めるときには、人間関係をよりよくするヒューマン
な感情的行動も大切です。論理的だけではスムースに仕事は
進みません。
でも、感情的なものが先にあると、仕事が仲良しクラブになって
しまい、お客様のために高め続けるといった視点(仕事の質は
常に高め続けるものという視点)が抜けてしまいます。
私はどんな仕事人もプロであるとの考えから、
まずは論理的思考、表現能力があってその上に人間的なもの
が積み上がっていくのがよいと考えています。
ではどうやってその能力を養っていけばいいんでしょう。
学生の時に身につけていない人が多い現代。どうしましょうか。
それは、またの機会に書きたいと思います。
さあ上げますね。今日は客先直行なんでちょっと9時すぎちゃい
ました。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」