2008/01/11 (金)

2008/01/11 (金)

アポの生産性

晴れ 気温7度 湿度53% AM7:30 M7883
080111.JPG
おはようございます。今日もいい天気ですね。すこし霞かかっていますが、よく富士山が
見えてみます。今日はちょっと引いて撮ってみました。すそ野まで見えてきれいでしょう。

さて今日の予定は、2つの研修を行います。まずはとある企業の部長さんに対して、
夕方からはとある大学の職員さん向けに行います。いずれも、CS風土改革、
コミュニケーションの量や質の改善、現場の行動の見える化などがテーマです。


アポの生産性について書きましょう。
ふつう、アポイントメントというと、次のようなステップを踏みますよね。
 1.まずは会う目的と日程を伝え、
 2.相手方からOKかNG連絡をもらい、
 3.何回か日時の調整をし、確定する


でもこれって、関係の薄い人同士のアポの段取りでしょう。

”忙しい”、”スケジュールが埋まっている”といって時間がない人も、実は時間がないわけ
ではありません。そういう人は、優先度として、自分と会う優先順位が低いだけなんです。
そういう関係しか結んでいないのであれば、ふつうのアポイントメントの取り方しかないでしょう。
でもそんなやり方で、本当に相手もこちらも生産性が上がり、成果の高い仕事ができ、
結果のProfitにつながるでしょうか。
たぶんNoです


ではどうすればいいのでしょう。


ズバリ、
 ・相手方のスケジュールのすべてを知り
 ・相手方の仕事への価値観、優先順位を把握し、
 ・相手方の都合いいタイミングで速攻で会う
です。


そうすれば、移動時間、切り替え時間、昼食時間、ちょっと遅れてもいい会議
などいろんな空き時間が見つかります。
そこに、相手のリズム、相手がいる場所で会うのです。
このアポの仕方が極めて生産性の高いアポのとり方ですね。
<アポを取られる側だったら、私もこうやってもらったほうが、気持ちがいいですね>

では、そのためには普段、どのような仕事ぶり、付き合いぶりをすればいいかは
明白です。相手を心からのホントのパートナーとしてお互いの関係を気づき上げる
ような付き合いをする。ということです。
要は相手の自分と会うことに対しての”優先順位”、”仕事の価値観”を上位にランクイン
させておく必要があるってことです。


どうでしょうか。

そういう意味では、社員のAさんの昨日の行動はGJ!
私と先方の別の仕事の会議の終わりを見計らって(待ち伏せし)、
相手方は、次の会議の時間がありながら、時間を15分もとって
急な別の案件のミーティングをすることに成功しました。
しかも、その相手方は、「いつもAさんには助けられているんです」と感謝の意。
こちらは、急に時間をもらったんですから、恐縮なんですが、そんなこと相手は
ちょっとも悪いと思っていない、むしろ感謝という態度なんです。
しかも、このミーティングの内容は、その日のランチミーティングで事前に少し
伝えてあるという早業。よって15分でとても重要な事案がバンバンと決まったのです。

<この行動をGJというのは、縦割り社会的、権威主義的な考えの方には
 ないでしょうね。小企業ってのは、そんな甘い世界に住んでいません。
 ふつうのことやってたら、会ってもらえないどころか、玄関先でピシャですわ。
 まさに、人との付き合い方もチャレンジャー魂ですね>


どうでしょうか。みなさんはどんなアポイントメントのための行動を
していますか?


さあ上げますね。今日も朝ごはんがワイワイ楽しくてうまかった。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」