2008/01/ 8 (火)
2008/01/ 8 (火)
人の意気
曇り 気温8度 湿度80% AM7:30 M7984
おはようございます。今日も雲が多いですが、富士山は見えましたのでアップで撮りました。
しかし天気予報って当らないですね。昨日は今日は晴れって言ってたのに。
もう予報ってやんなきゃいいのに。それより、人間1人1人が、雲とか風とか鳥の動きとかで
天気が当てれるように、動物的な感覚をつけたほうがよっぽどましな感じがします。
さて今日は一日i-Villageで昨日提出した大学の授業のシラバスに対する教材の開発でも
やろうかと思います。
ビジネスのスキームを考えたときに、内部、外部の人とどのようなチームを構成するか
というのが1つのポイントとなります。
役割分担と責任範囲を明確にし、キチンと仕事をしていかなくてはいけません。
とくに外の人は、同じ理念で働いているわけではありません。
(別に社員であっても、同じ理念で働いているとは言えませんが。。)
ということは、誰ともあ・うん・の呼吸なんてものは存在せず、はやりキチンとした
プロジェクトマネジメント技術が必要と思います。・・・・・・・
ってずーっと思っていましたし、そうしてきましたが。。。。
本当にそうでしょうか。プロジェクトマネジメントを技術レベルも高く、しっかり行えば、
クリエイティブなチームで、ガンガンやり合えるイキイキチームができるんでしょうか。
んー。違うんだな。これが。。大切なことが1つ抜けているんですよ。
それは、人の意気です。意気はその人から生まれるってことです。
どんなに仕事ができて、やる気があってといっても”意気”がなければ
作業レベルでは貢献できても、クリエイティブとかイキイキとかいう視点
では、チームに貢献できません。今の時代、作業レベルしかしない人が
日本人の総合職で必要であるはずがありません。
もちろん外注管理技術やスケジュール管理、タスクブレイク技術、複雑な役割の
連携を作り出すチームビルディング、原価管理など、さまざまなプロジェクトマネジ
メント(PM)の能力は、必要ですし、身につけていると、メンバーと話すときの共通言語を
作り出すことにおいて、威力を発揮します。
でもスケジュール管理技術を覚えたって、いろんな仕事がうまく遂行できるスケジューリング
ができることにはつながりません。あくまで、管理技術とはメンバー同士の共通言語を
作り出すものであり、コミュニケーションの道具でしかないのです。
一個人の”意気”を、他人が作り出すことは、根本的にはできないんだと思います。
ただ、プロジェクトに対して、積極的、自律・協調的な参加をする人というのは、
共通の3つのプロセスを通っている気がします。
よってこのプロセスをマネージすることはできます。(Network-erであれば)
1.自分からリスクをとり、アピールし、参加を勝ち取るというプロセス
(誰でも配属されるポジションには旨みを感じない)
2.初期フェーズで役割責任を全うし、業績への貢献を周りが認めるプロセス
(自分の立ち位置、力の発揮場所を発見。仕事だけうまくこなしてもやる気は継続しない)
3.自分のアイデアで、リーダーシップを発揮し、プロジェクトを大転換させるプロセス
(同じことの繰り返しではうまくいなかい。自分のアイデアで周りが動くということで
人のプロジェクトに参加している意識から、自分が作ったプロジェクトであるという
自意識ができる)
プロジェクトの大きさに関係なく、1から3までは半年(6ヶ月)程度が限界の長さと思い
ますね。ようは、はじめが肝心。最初から熱くググーっといかないと、最初は冷めていて
あとから熱くなっていくってことはないということです。
周りも、最初の仕事ぶりやトークの印象でその人を見極めちゃうってことです。
悪い印象をリカバリーするのは、並大抵の努力ではうまくいかず、気持ちが続かず
落ちちゃうってことですね。
1から3をちゃんと短い期間で通過した人同士は、あ・うん・の呼吸もできてます。お互いの
信頼も厚くなります。結果、質の高いコミュニケーションが普段から取れるようになります。
家族付き合いのような関係になります。アポなんていらず直接ケイタイTELで話し合う関係
になります。そして真剣に、ビジネスの成功に加担し、ぶつかり合い、もみくちゃになります。
こんな人しかいないプロジェクトチームが成功しないわけないですよね。。
どうでしょうか。私の理想のプロジェクト組織、Network-er組織でした。
今日はPCで打ったんでちょっと長めで失礼しました。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」