2007/12/19 (水)

2007/12/19 (水)

研修は事前マインドセットがカギ

曇り 気温4度 湿度50% AM6:20 M7682
おはようございます。今日は曇っており富士山は見えません
でしたので写真はありません。しかし寒くなりましたよね。
気温4度というと静岡県人にとっては、めちゃ寒い日です。
秋田県人はワイシャツ一枚でベランダにいましたが。。

さて今日の予定は2社の研修を掛け持ちで行います。
午前はとある法人の若手研修に参加し、受講生と交流、
午後はとある企業の人材開発部門の方20名弱向けに
企業内教育の改善手法の研修を行った後、午前の法人
に戻り、75人向けに、日々の行動計画の研修を行います。


研修を企画する上でまずもっとも重要なのは、
・事前のマインドセット
です。
参加する意義が十分に伝わっていない、価値を感じていない
人が、受講生に1人でもいる、とその研修は始める前に半分
失敗していると言えるでしょう。

じゃーなんで受講してるの?暇なの?って思いますが、
研修と言う言葉がエスケープゴードになり、現場の上司
も文句がありながらも参加をOKしているという現実が
あります。

事情はいろいろあるんでしょうが、そんなの研修企画部門
の言い訳。いろんな手を事前に打ってこのような惨状を避け
なくてはいけません。

まずやるべきことは、送り出す現場の上司に”研修の価値”を
十分に理解してもらうこと。そして現場とのニーズを把握した
上で、経営戦略とのギャップを埋めるための”研修企画”を
行います。経営戦略が十分にわかっていないのであれば、
研修を企画しても意味がありません。場合によっては経営
と”人材戦略と財務、顧客の視点の関連、優先順位”を議論
しなくてはいけないでしょう。


そのような過程を越えた上で、初めて受講生にその価値や期待
をどのように(場合によってはドラマチックに)伝えるかがカギです。
上司の理解も得て、経営の人材育成の方向に自分の成長実感
を感じ、自分に投資する会社の期待に共感した受講生は、
目がキラキラ、生き生き、研修初日に出社するでしょう。
講師から見たら、朝のあいさつ「おはようございます」の感じ
で、事前マインドセットがうまく行っているかどうかがわかり
ますね。

どうでしょうか?皆さんが参加する研修にどんな状況、気持ち
で参加していますか?
「何の価値があるんだろうか?でもいい勉強なればいいや」って
程度に思っていませんか?そんなんなら参加しないで現場の
仕事したほうがマシですよ。会社も投資のムダですから。


さあ新横についたんで上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」