2007/11/26 (月)
2007/11/26 (月)
次世代の大学を大いに語り合う
晴れ 気温9度 湿度48% AM7:30 M7782
おはようございます。すばらしい富士山が見えましたよ。
朝の光が当たって、宝永山の噴火口のくぼみ
までよく見えますね。
さて今日の予定は朝から全社ミーティングをしたあと、とある大学に
授業を行いに行きます。以前このブログで書いたNAGAYA塾。
3年生20人程度に、めいいっぱい、夢を語ってもらいましょう。
どんな授業になるやら楽しみですね。とある企業の人事の方が
見学に来るようですよ。
一昨日の土曜は次世代の大学を大いに語り合う会に参加してきました。
eLearningやICTを使って授業や学校を運営した実績発表会です。
各大学(韓国を含む8大学)の奮闘ぶりが伺え、たいへん楽しい時間を
過ごしました。
・丸暗記は得意でも、応用問題は解けない高偏差値大の1年生の問題
・教える側が専門家のレベルになっていない問題
・学生の質の入り口と出口を設計していない授業の問題
・eLearningだからこそ、アナログ(飲み会など)を大切にする問題
・学内全体のサポート体制の問題
・eLearningの教材の著作権の問題
・新しいメディアが不得意な教員への課題
・大学入試制度を、まるっきし変えなければ始まらない問題
・Live授業の認可の課題
上げればきりがありませんが、朝から晩まで単なるITの話でなく
大学がどうあるべきかの観点で議論をすることができました。
大学は内からはなかなか変わらないと思います。逆流がすごい
ですから。
なるべく多くの外の力学を使って、変えていける部分は、ダイナミックに
一気に変えなきゃならないと思います。
発表者のほとんどはその手法で壁を突破していっていますね。
小さな学部で一気にやるとか、横串のスタッフ部門で運営するとか
専門大学を作ってしまうとか。。。
チマチマやらず、やるべき領域を決めたら一気にドーンとやるって感じ
です。
そういう意味では良くこの人たちが1つの場所に集まったなと思います。
80人の参加者も大いに喜んだことでしょう。
(夜のバイオリンコンサートも含めて。。。)
私はとくに大学のスタッフ側が教授陣と肩を並べて、どうどうとパネル
ディスカッションをして、問題提起している姿に、
「おーやるじゃん。こういう場が増えることが一番大事だな」
と思った次第です。
今後もそのような議論が起きるような場作りに協力していけたらと
思います。
さあ品川ですので上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」