2007/11/22 (木)
2007/11/22 (木)
若者が育つ環境とは
晴れ 気温13度 湿度33% AM8:00 M7782
おはようございます。よく晴れていますよ。残念ながら富士山は雲が多く見えません。
山に朝日があたって、これはまたこれでいいですね。
さて今日の予定は
午前はI-Villageで開発ミーティング、昼に東京でとある方とランチミーティングを行った後、
とある企業の研修のオブザーブし、ITを導入します。
昨日とある大学が主催するフォーラムに参加してきました。フォーラムのテーマは、
「新入社員の就労意識と企業における人材育成の課題」
でした。
安定志向の若者とチャレンジを望む企業のギャップを話し合っていました。
その後の懇親会で、パネラーで参加した方と話し合ったのですがそこで出た
のが、
・リーダーシップの育成の方が課題
でした。
若者を育てる外部環境は著しく昔と違ってきています。
満たされた世の中で育った若者に、”チャレンジするといいことあるよ”
といっても、ピンってこないってことですね。
ピンとこさせるためには、周りで仕事をしている人、とくにリーダーが、
イキイキ楽しくチャレンジブルに仕事をしてる必要があります。
そのロールモデルを見て、若者は、
”あーチャレンジする仕事ってこんな楽しいのか”
って思うんです。
そういう先輩、リーダーたちが減ってきています。
よって若者の問題を若者だけのせいにできないのが、本当の課題でしょう。
ではなぜリーダーが育ってこないのでしょうか。
その方の考え方に私も同意しました。それはこの10年
・意思決定が伴う仕事をしてきていない。
です。
”意思決定”とは単なる判断とは違います。AかBかを判断したあと
何をすべきか行動を起こし、結果責任をとる覚悟をもった仕事をする
ことをさします。
そのレベルの「意思決定」を伴う仕事をこの10年仕事として発生させてきて
いないんです。
そのために、リーダーが育たない。リーダーが保守的。若者がそれをみて
育たない。って下向きのスパイラルに陥っている。それが現実なんです。
”覚悟が伴う意思決定”が、しょっちゅうある状態に、リーダーがいればいい
んです。そして、成長するいい仕事をドンドン若者に渡せばいいんです。
母性でなく父性が大事です。
グチャグチャいう奴なんて、ほっときゃいいんです。放り投げられたとき
必死になる気持ちがわいてくるかが勝負なんですから。。。
どうでしょうか。
若者の成長を考える前に、その環境をリーダーが作っているのかを
考えてみませんか?
さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」