2007/10/31 (水)
2007/10/31 (水)
学習指導要領の改訂
曇り 気温16度 湿度48% AM7:40
おはようございます。今日はすっかり曇りで富士山はみえないので、
写真はありません。
でもこれから冬に入りますが、見える日が増えてくると思います。
今日は、午前はとある銀行へICT導入の商談、午後はHRDMの
「やりっぱなしの研修改善」分科会でファシリテーションを行います。
さて
中教審が、学習指導要領をまとめましたね。
授業量が増えているそうです。
あと英語が小学校5年から入っているようです。
文部科学省は、その理由に
”中学に入ったときのレベルがバラバラで指導しにくい”と言って
いるそうです。(新聞記事によります)
直感で、『指導要領の本質は変わってないな。』
と感じました。
だって、”指導しにくい”は、教える側の論理だからです。
まずもって学年や6・3・3制自体が、教える側の論理ですが。。。。。
”教える”から脱却し、”学ぶ力”へ変革しなければ、ならないのに
何を時代錯誤しているんだろう、ってガッカリしました。
子供たちの成長には個人差があるのは、あたりまえじゃん。
そんな課題は、超える教育方法を先生方に根付かせてよ。
って思っちゃいました。
でもガッカリだけでは、人ごとですが、実は違います。
私の子供は、この”学習指導要領”によってカリキュラムが
設計された学校に通うのです。
この要領は10年に1度見直されるということなので。
ちなみに、すばらしい改善もあります。
”国語”の要領もよーく見てください。
時間が増えたことばかりが新聞が書いていますが、変化は中身です。
情緒的な能力から論理的な思考力を養うように変更されている、とのことです。
(先日の学会発表で、とある先生の談)
人間は、言語で理解を深めます。感情だけの言語能力を持たなければ、
”わかる”というレベルが浅くなってしまい、短絡的な思考や行動に結びつきます。
・論理的な思考力
これは、もっとも小学校でつけなければならない基礎能力の1つだと思います。
今回の学習指導要領の改訂で、このような視点で、捉えたら、もっと深い思考の
議論ができると思います。
どうでしょうか?
教育改革はまったなしですね。
さあ、社員が出勤してきました。では上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」