2007/10/22 (月)

2007/10/22 (月)

日本語の力、論理力がコミュニケーションの基礎

晴れ 気温16度 湿度50% AM7:00 M7782 
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おはようございます。 今日は雲で見えませんね。でも、ふわーとやわらかく、面白い雲
ですね。朝日にあたって、赤く色付いています。
今日は午前は朝定例があります。午後はとある企業とICT導入の
ミーティングがあり、夕方からHRDMの理事会があります。

さて
一昨日の土曜日に「情報コミュニケーション学会」に参加して
きました。
その情報はNetworker.JPの講演記録コンテンツをご覧ください。

そこで話題になったのは、”日本語能力”です。
かねてより、若手の日本語能力の著しい減退を問題視してきた
私は、同等の問題を指摘する方々が多いことは、感覚から
確信に変わりました。
D先生の研究の指摘は私の考えていることと同じだったんです。

人は”わかる”ということを、言葉に翻訳して、体験します。
そして、日本語の論理的な理解で”深く”わかります。
また”深くわかる”ために、他者に自分の考えを伝えようと
します。
うまく伝えるためには、キチンとした説明する力が必要です。
説明するためには、論理思考する力があるかどうかが問われます。

十分な日本語力が付いていないと、他者と十分意見をぶつけ合おう
という気力が沸いてこないでしょうし、まずもって、感情的な
会話、ベターとした仲良しクラブ的な群しか作れなくなって
しまい、これでは下等動物と同じです。

理論的な思考によって、論理的に表現された言葉で、
自分を理解し、周りを理解すれば、結果として、
もっとぶつかり合わなければならない状況になります。

日本語能力がコミュニケーションの課題の根源に
あるんです。

どうでしょうか?
みなさんの周りの会話や文章は、論理的ですか?
単なる好き嫌いうれしいかなしいなど感情だけでないですか?

ちなみに
その力をつけていくのは、小学生、中学生のときがもっとも
重要な時だそうです
今学校では親のモラルが課題になっているようです。
授業参観が成り立たない理由は、親のケイタイがうるさいから。
というあきれた状況もあったそうです。

ハー。。どうしましょう。私たちはすでにまっただ中にいるんです。
教育改革まってられませんし・・・

さあ東京に着きました。いま横断歩道です。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」