2007/10/ 4 (木)

2007/10/ 4 (木)

研修を発注するときの怪

晴れ 気温22度 湿度45% M7782
071004.JPG
おはようございます。久しぶりに富士山が顔を出しましたよ。
よく晴れていますね。今日はいい日になりそうです。

さて
 今日は午前中は、アンケートシステムを導入しているお客様とのミーティング、
 午後は、お客様の紹介でとある企業の人事の方と商談があります。

昨日、第9回「やりっぱなしの研修改善」の分科会がありました。
そこで、外部講師を頼むときの話がでました。

ベンダーに人事担当が研修を発注するとき、こんな会話してませんか?
「一般的なやつでお願いします」

おいおい、牛丼じゃないんだから、
「じゃー並で」
ってわけにいかないでしょー(笑)

でも良くある会話のようですよ。

研修の目的が研修をやることになっちゃてるんですね。
PDCAのPが研修の企画、準備とするなら、
・講師を決め
・レジメを決め
・スケジュールを確定し、場所や機材をおさえ
・受講生を確定し
・案内する
をPって勘違いしている人の話ですね。

以前もこのブログに書きましたが、これって、全部、Doですから。

研修会社ベンダーにしても、集合研修を売るって仕事に
専念した方が、儲かるんですね。
発注する側にしても、「あっ今度の研修は、いつものやつで。」
って言った方が楽なんですね。
利益が一致しているわけです。

おいおい、これじゃ、現場の人はたまったもんじゃないですね。
それでいて、「研修効果を上げるために、フォローしますので
アンケートに協力を」なんて言われても、「この忙しいときに。。」
ってなりますよ。
そういうと、研修担当者は、「あの人は意識が低い」なんて
言うんです。
あ”ー。なんとかしなくちゃですわ。。
(劣等感もパワーの源泉ですが、怒りもパワーの源泉です。。汗)
研修を売る側、買う側、双方の意識改革が急務ですよ。

ってことで、
「研修の試食会」を企画します。内容は別途HRDM事務局から
通信があると思います。

私は、研修というものの納品物が
・現場での行動変容の正確な定量計測データ
になるのが当たり前の、”人材育成業界”にしたいと思います。

どう思いますか?

さあ
 そろそろ上げますね。
 では「今日も元気にいってらっしゃーい」