2007/10/11 (木)
2007/10/11 (木)
フラット化の弊害。壊れるOJT
曇り 気温19度 湿度48% AM7:40
おはようございます。今日も曇りですね。とうとう朝の気温が10度台になりました。
これからどんどん涼しくなっていくでしょうね。
今日は午前中はとある企業に商談に行きます。
午後は、その企業の紹介で関係会社の人事の方と
お会いします。夕方からとある企業の管理職次世代リーダー
NetmanのICTが導入されるのでオブザーブに出かけます。
(★このブログを読んだ最初の人へ。秋田Boyにトリトン1階で
10時5分前に直行ねって伝えて下さい。ケイタイ出てこーい。。汗)
昨日とある勉強会で知り合ったとある女性管理職方と面談して
いて話したんですが、いろんなことに気づかされました。
キーワードは「フラット化の弊害。壊れるOJT」
です。
最近組織の構造をフラットにしている企業は多いと思います。
それによって仕事はプロジェクト単位に行うことになります。
組織内にムダな中間層をなくし、リーダーからメンバーを直結
させるフラット化は、
情報共有の視点
財務的な視点
機動力の視点
兼務・配置の視点
では、とても効率のいいモデルだと思います。
一方で、”育成の視点”では決定的な弱点があります。
それは
・誰が育成担当か不明確
ということです。
メンター制度が動いていなくても、なんとなくあうんの呼吸で
先輩が後輩を育成すること=OJTは、昔の組織構造では
自然にできました。
プロジェクトが中心となった今のモデルでは、自然に。。とは
行きません。
その女性管理職の方は、とある部下がやめてしまった後、
上司に呼ばれ「あいつはお前が育てる担当だったんだよな」
って言われ、「えっ?聞いてないけど。他にもいるでしょ」
って感じたそうです。
そうです。育成担当という仕事はそもそも感じていなかった。
と言っていました。
もちろんこの方はとても人徳があり、明るく人と共感できる
ハートフルな方です。後輩の成長に対してとても努力しています。
でも会社として組織として”育成がミッションだった”ってあとから
言われても、こまっちゃうよ。って感じでしょう
この話には、これからの組織内での人材育成に対し、多くの
示唆に富んだテーマを与えてくれます。
フラット化は
・育成担当があいまいになる
という点で課題があるのです。
そして組織同士が戦ってしまう=学習する組織にならない
という欠点もあるのです。
そこで着目すべきはメンタリングの復活です。メンター制度の再構築です。
今までのやり方ではダメなことは明白です。
現場で”自立人材”を育てることが急務だからです。
しかもメンターってものの再定義も必要な時代です。
昨日の夜の勉強会で、とある有名な講師の方が言っていました。
”究極のメンターは、いるだけで周りをやる気にさせてしまう人”だそうです
みなさんはどう思われますか。
新しい仕組み、新しい考え方が必要な時代だなと感じませんか。
またまたコメントをお寄せ下さい。
最近コメントをもらうことが多くなって来ました。NetworkerJPも
あがったことだし、もらったコメントの一部と私のRESをOpenに
しようかと考え初めています。もちハンドル名か匿名にしなければ、ですが。
いろいろご意見をお寄せ下さい
では上げますね
今日も元気に「いってらっしゃーい」