2007/09/28 (金)

2007/09/28 (金)

ハッキリが是かボンヤリが是か

晴れ 気温25度 湿度58% 8時00分 M7782
070928.JPG
おはようございます。今日も涼しいですね。富士山は雲に覆われています。
このような、雲の動きと風の流れを楽しむのもいいですね。
風速計もつけようかな。

さて
 今日は午前は、i-villageにて開発ミーティングがあります。午後は必要に応じて動けるように
 しておきます。

昨日とある大手金融系企業の人事の方と話していて、こんな話になりました。

「コンピテンシー教育ってどうなんだろう。はっきりさせるのを是としているよね。
 これが、『できる』、これが『できない』ってやりすぎの感じがするんだ。
 研修をやると、6,7割の目標が、数字関連のアクションプランとなる。
 もっと目標がボンヤリしているのを是として、現場の皆同士が『いいよね』って
 いう目標のほうが、人は動くし、数字も楽しいものとなり、人は成長し、
 結果して、成果もでるのではないか。」

同感ですね。
成果主義がはびこりや単年度の数字でカツカツの、
企業内で『学びの場』はどういう時におきるんだろう。

もっと自由な発想で、1人1人が自律し、プロフェッショナルとして動き、
その上で、協調(コラボレーション)すると、ググーって現場が『学びの場』
になる気がします。

コラボレーションがおきる前提が
・自己開示

・フィードバック
ですね。

自己開示は、この個人個人の心の中の問題だし、
フィードバックは、その組織の中の行動・言動のカタマリである=文化の問題

でも、これが『できる』これが『できなかった』って世界で、『できる』ことが是の
組織内で、本当に
 ・自己開示
がおきるのであろうか?
と疑問にかんじます。

とりつくろったような、とりあえず無難なことしか、個人からOpenにならない気がします。

いい情報はホウレンソウされやすいけど、悪い情報は上がってこない
と以前このブログでも書きましたが、実際そうなってしまうのがふつうの組織ですね。
でもそれでは、人が成長する場とは言えません。

前向きなんだけど、組織内では無難な人が、企業の外で、自分の成長の場をドンドン
見つけている人は多いです。
それはそれでいいんですが、やっぱり、普段の仕事の現場の中でそれができたらもっと
いいに越したことはないですよね。

冒頭の話に戻すと、
 『できない』
ことを堂々と言っていい場が組織内には必要ではないでしょうか。

その個の自己開示と、周りのその挑戦に対する尊敬からおきるフィードバックにより
個も組織も成長するような気がします。
結果としてパフォーマンスが発揮されるのは明白ですね。

「今年は、数字が達成したら、皆で『ディズニーランド』に行こう!よし仕事の計画の
 前に、ディズニーランドで何するかを計画しようぜ!」
って乗りの部長さん。。。
キチンんと数字も達成しました。生き生き組織も作りました。
できないことをドンドン言っていい明るい組織を作りました。

わかってるなー。。仕事ってそもそもなんでも楽しいもんなー
って感じる今日この頃です。

どう思われますか?

さあ
 そろそろ上げますね。 I-Villageに行きます。
 では今日も元気に「いってらっしゃーい」