2007/09/21 (金)

2007/09/21 (金)

研修の納品物って何?

晴れ 気温25度 湿度51% 7時30分 M7781
070921.JPG
おはようございます。すばらしい秋の富士山が見えましたよ。雲ひとつない空に
そびえたっています。大きめに写真を撮りました。
説明いらないですね。ご堪能下さい。

さて
 午前中はI-Villageで大学向けのITの開発ミーティングがあります。午後は、とある企業の
 新人研修に、ActionT.C.が導入されるため、支援に向かいます。

昨日、HRDMの「やりっぱなしの研修改善」分科会が開かれました。8回目になります。
今年は同じテーマであと、6回ほどやるらしいので、14回やることになりそうです。

いつも少人数で、ワイガヤとやるのですが、コミュニティに参加する意思がある人には
とっても有意義な場所になっています。

昨日も大きな発見がありました。
とある受講生の方からの一言です。
(この方は、コーチング研修を企業に売っている会社の方です)

「”研修”って納品物がないんだよね」

はっ。確かに。
例えば、私が勤めていたSE業界では、システム設計書という納品物があります。
もっというと、サプライチェーンなんかのシステムの仕事だと、
在庫を何%削減する
といったコミットメントも契約時に明記されており、それによって得た利益の数%を
システム開発とは別にもらうっていう契約もあるくらいです。

同じ様にどんな業界でも、納品物ってありますよね。
一方で、研修業界ってないですね。
ある意味信じられない業界です。

なぜそんなことが許されるんでしょうか。
それは、人の能力というものをアウトプットにしているからだと思います。

英会話学校に通ってもし英語がしゃべれなかったら、お金返してくれない
ですよね。受講生は自分の責任と思って、また追加でお金払って、
英会話学校に通うだけです。

んー。企業内研修が、これで許される時代はすぎたと思いませんか。
というか、許されないようにしたくないですか?
研修で食べている人が、今までどうりだったら、食べられなくて当たり前
ですよね。

ではどうしましょう。
私は研修のアウトプット責任=納品物を、ずばり”現場の行動変容の度合い”
にすればいいと思います。
ようは現場に返って行動が変化することを約束するのが、研修というもの、と
してしまうのです。

どうでしょうか?
私はこの業界の新参者なんで、好きなこと言っていますが、みなさんはどう思われますか?
人事部門で働いている方、人材開発部門で働いている方、企画部門で研修を行っている方
からの意見、お待ちしています。。
この下にあるコメントって場所をクリックすれば、投稿できます。もらった意見は、
私にしか見えませんし公開しませんのでご安心下さい。


さあ
 保育園に行く時間になりました。
 では今日も元気に「いってらっしゃーい」