2007/09/19 (水)

2007/09/19 (水)

大学教育の改革の意義

曇り 気温26度 湿度46% M7782

おはようございます。今日は曇り富士山は見えません。
湿度がぐっと下がったんで、過ごしやすい日になりそうですね。

さて
今日は午前中はとある企業にコンプライアンスの浸透の仕組み
について話し合ってきます。午後は従業員の意識調査の分科会
があり、その後とある銀行にコミュニティの提案にいってきます。

大学教育が変わらなくてはいけないことは明白ですね。
18才人口は減り、学力は低下し、課題が多いのに
産業界には多くの新入社員の採用ニーズがあります。
しかも成果主義で生き残れる、自律人材を求めています。
今の状態はアンマッチになってきているといえますね。

私も仕事柄、多くの学生と話す機会がありますが、たしかに
気骨のある人が減った感じを受けます。
受け身が多いという印象です。
前向きな意見を言う人に見えても、何かゴールを
すぐに、簡単に手に入れたがる、苦労をショートカット
しようとしている人が多い気がします。

仕事とは、なかなかうまく行かないことを打ち破る過程が
楽しいんであって、結果は結果でしかないと思いますね。
エネルギーは、仕事の達成レベルを高い位置に常に
おいているから、沸いてくるのであって、だらだら作業を
こなしているだけでは、だらーっとしてしまいます。

大学時代に経験させることは、このような、地味なことも
高い目標をおくことによって楽しめるという、働くことへの
意味付け、クセ付けではないでしょうか。

まずは自分の普段からの努力があって、そして周りとの
関わりによって、より成長できるんだ。といった経験も
大事です。
自分のレベルが常にあがり続けないと、まわりとの
コラボレーションも漫然としてしまい、価値が向上しません。
いつも同じ人と同じ話をしていても発展性がないからです。

よって自分には自分で課題を課していき、自ら自己を
向上させていくという普段の生活信条が重要なんです。
そして大学時代にそのことがとっても楽しいという天分
やタレント性を見つけ、邁進した経験をさせなくては
いけませんね。
ようは好きなことなら目標が高ければ、苦労を苦労とは
思わず、どんどんやってしまうということです。そしてその
姿を周りが見て感銘し、いろんな手を差しのべてくるのです。

どうでしょうか。
XDayが来るまでに大学は再生できるでしょうか。
日本の未来は、高等教育の改革にかかっていると思っています。

さあ
 そろそろ上げますね。
 では今日も元気に「いってらっしゃーい」