2007/09/13 (木)

2007/09/13 (木)

生産性を上げる

曇り 気温21度 湿度51% 7時30分 M7682
070913.JPG
おはようございます。とても涼しい朝ですね。ごらんください。夏の終わりの富士山が
きれいに姿を現しました。色は黒っぽいですが、スーッっと男らしさを感じますね。

さて
 今日は一日I-VillageでProject管理や経営の施策のミーティングを行います。

仕事って何でしょうか。
先日のHRDM分科会では、トヨタは
 仕事=問題解決
そして、
 仕事の仕方=PDCAの連続
ということが紹介されていました。

私は
 アウトプットの質、納期と責任者が明確なことの連続体
 を計画、見える化し
 ”生産性”を劇的に上げるようにPDCAをまわすこと
と思っています。
(計画がないとPDCAまわせませんから、生産性あげようがありませんから。。)
(よくありがちな間違いは、計画をスケジューリングと思っている点です。
 スケジュールにやることを乗せていく作業は仕事の計画とは言えません。
 作業の段取りの程度の話です)

ようは
 ・アウトプットの質の定義、計画が事前にないものは仕事でない。
 ・責任者が不明確なことは仕事でない。
 ・計画が事前に上位者に見えないのであれば仕事とはいえない。
 ・アウトプットのタイミングと質のつながりをおさえ、マネジメントする。
と考えてます。
そして
 ・行動したら、その成果をチェックして、次なるアクションを変化させる=PDCA
を絶え間なく行い、劇的に成果を出す動きを見つけ出すこと。
これが仕事っていうものです。

「経営者だから言えるんでしょ。私の仕事のレベルではこんなことは
必要ありません。」って考えている方は、
仕事をしているんではなくて、作業を毎日、工夫しているに過ぎないんです。
そのような方を否定はしません。社会にとってはとても必要と思います。
そのような方は、どうぞ、時間どうり働いて、時給もらって下さい。
でも頭脳労働者、ホワイトカラーのフリをしないで下さいね。
私はプロのビジネスマンの話を書いています。
だから、新人だって、私の言う、”仕事”って定義で働けると思いますし、
実際、私の会社ではそのような若手がいます。
まずもって、このような働き方の方が、毎日楽しいですから。。

「生産性を上げる」ってよく使われる言葉ですが、
・1時間の仕事を効率的にやって、30分にしました。
だとか
・今日はスムースに仕事をアウトソースできたので、午後は時間が空いた。
などのレベルは、”工夫して仕事をしました。”ってレベルだと思います。
工夫するのは、誰でも、当たり前でしょう。給料もらっているんだし、
仕事の成果は上げた上で、プライベイトの時間を確保したいでしょうし。。

「生産性を上げる」って言うのであれば、劇的に、成果を出さないといけません。
そうでなければ、経営的なインパクトはないからです。
少なくとも、そういったことを狙わなくてはいけません。頭から煙がでるほど、
普段から考えて、考えすぎてもいけないので、一気に行動して、打破するしか
ないのです。

例えば、
・10人の部署ごと必要でなくなった。でも製品品質のレベルは今まで以上だ。
だとか
・半年かかると思っていた商談が、とある方とのラインをこじ開け、一気に一日ですんだ。

というレベルでないと「生産性を上げた」って言わないと思います。

よく「プランニングを出せ」という指示があると思います。
上司者は、そのアウトプットの連続体がどのように計画されているかを見たいのです。

「あれどうなってるの?」と上位者から言われたり、思われたりしたら、
経営的なインパクトがある仕事をしていないことを指します。

常に外部環境、内部環境は動いており、まずもって消費者の心も動いています。
まさにサーフィンのように、日々”価値ある仕事”をする必要があるのです。

どうでしょうか。
今日の皆さんの仕事の生産性は
 劇的な経営的インパクトを与えようとしていますか?
 それとも
 工夫しているレベルですか?

さあ
 ちょっと外へ出たら涼しいくらいですね。スーツも過ごしやすいでしょう。。
 外回りの営業、サービスマンもどんどん仕事が進みますね。
 では今日も元気に「いってらっしゃーい」