2007/08/23 (木)

2007/08/23 (木)

部門別収支管理の価値

雨 気温25度 湿度65% 6時50分撮影 M7781

おはようございます。久しぶりの雨ですね。すっかり雲に
覆われています。昨日よりだいぶ涼しいですね

さて
 今日は午前は、とあるパートナーさんと共同で開発したサーベイ
系の新商品の商談があります。
午後はまずとある大学に行き、後期の授業のやり方の相談を受け
てきます。その後とある企業に行き、ATCの説明をしてきます。

昨日午後は、7月末の財務締めだったんですが、初めて部門別管理
で閉めました。プロジェクトごとに正確に収支を把握するためです。

小企業に向かないまでに肥大した管理業務を解体し、小さな政府
と題して1つ1つ積み上げて1年半。やっと当初の思っていた理想の
形にたどり着きました。

ここでメモ代わりに、再度なぜ個別収支管理(プロジェクト制)なのか、を数字視点の人財力に絞って整理しておきます。

・お金はどこから発生して、どこに流れていくかわかる。
 管理機能を大きくし過ぎると、経費の感覚がマヒしてきます。
 自分の給料が会社から出ていると勘違いします。
 自分が生んだ付加価値の対価としてお客様からお金を頂き、
 その配分が給料として払われます。そんな当たり前の感覚
 を復活させます。この前面白いことがありました。
 ベランダのラティスのペンキを塗り変えようって話していたのに
 いざ5万円の資金をどこが出すかとなった瞬間、やろうやろう
 と言っていた人が、「しばらく今のままでいいです」って言うんです。
 これはプロジェクト収支にしたから出た意見。ねらい通りです。

・投資とリターンをしっかり考え、計測しPDCAが回しやすい。
大きな政府でビジネスにつっこむと、いったい何が効いて、売り上げが
伸びたのかわからなくなります。個別にすると1つ1つの施策の投資金額
と成果がわかりますし、自分たちの生活にはねかえってきますから、真剣
です。「あれやっていいっすよね」のようないい加減なやり方で、なくなる
でしょう。すべて数字にのっかってきますから。
その上で情熱がある分、どんどん投資すればいいと思いますね。


もちろん個別管理が進みすぎると、社員間の協力が薄くなり
一人一人が自分勝手になるってリスクもわかっていますし、経験
もしています。幸いにして私たちにはクレドがあります。そのクレドを
実現するために努力した3年の経験があります。様々な仕掛けが
あります。その投資効果がまさに個別管理になった今こそ問われて
いるんですね。きっと会社全体を考えた行動もし続けてくれると思います。

さあ
東京に着いたようです。雨は降ってませんね。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」