2007/08/21 (火)
2007/08/21 (火)
モラール
曇り 気温29度 湿度57% 6時50分撮影 M7681
おはようございます。今日は雲りです。富士山はかすんで見えません。ゴールド君は1/4くらい
復活したでしょうか。形がよくないですね。もっとクリスマスツリーのようでないと。
さて
今日と明日の午前中は、とある大学のゼミ合宿に参加するため山中湖に行ってきます。
目的は、私たちが提供する企業文化に関するデータの統計分析の共同研究のために
行くんですが、楽しみは、学生たちとの交流だったりします。
<現地のネットの環境により、明日の朝のこの日記は上がらないかもしれません>
私たちは「きくすけ」という名で、昔から社内アンケート関連のビジネスを行っていますが、
その市場の様子は様々変化してきています。ビジネスもそれにあわせて変化してきています。
最近は、モラールサーベイ(morale survey)という名前で代表される、組織風土診断の関連が
増えてきています。(企業によっては従業員意識調査なんて名前で呼んでいます)
モラールはモラルとは違います。
モラールとは、組織人が、一致して御互いに協力しあって、共通の目標を達成するために努力
している状態をさします。
モチベーションなど、個々の従業員の働きがい、やる気の度合いに対して、
モラールは、組織の活性度をあらわしています。
成果主義などの行き過ぎの反動でしょうか、2007年問題での団塊の世代の退職が原因で
しょうか、企業は内のエネルギーの度合いに対して興味を持ち始めたようです。
私たちは、以前から、
・社内アンケートあるところに課題あり
と定義して、社内アンケートの動向に注目してきました。
最近のユーザーの利用状況を見るに付け、とても大切な潮目の変わり目を感じております。
<選挙の結果をみても、社会も何かが変わってきた感じがします>
だからといって以前の労働組合的なみんなで一緒に。。のような雰囲気に戻るはずがありません。
グローバルな市場経済に組み込まれたこの国で、そんなことはやりたくてもできないんです。
<いいか、わるいかは別ですが。。鎖国してもいきていけないでしょうし。。>
ということは、組織全体のあるべき姿、目指すものと個々のビジネスの成長がマッチングさせる
という、全体最適と部分最適の融合しか生き残る道はないということをさします。
どうやってやるんでしょうか。簡単にできれば、企業はそんな苦労していません。
なんで苦労するんでしょうか。
それは、それを動かすのは、1人1人のヒトだからです。ヒトは気分でブレます。小さいブレが
2人以上いれば大きなブレとなり、組織文化を形成していきます。
それを常にあるべき姿に戻すことが必要になります。
仕組み、仕掛けは各社によって違うでしょうが、ベースにあるのはヒトとヒトが尊敬し合って
プライドを持ったプロ意識で仕事をやっているか、でしょうね。
『プロフェッショナルな仕事に対する尊敬』によって、コラボレーションは生まれますから。
どうやったらお互いを尊敬し合い、個々がプロ意識を持てるのでしょうか。
プロのビジネスマンとして個々人が、「日々の仕事の質・レベルを常に上げならやっていく」
ことに尽きる感じがします。
お客様の期待の上昇は、尽きることがありません。それに真剣に取り組めば取り組むほど、
レベルを上げながら、やらざるを得ない状況になります。
組織全体は「お客様のレベルの高い期待への仕事の成果」をしっかり共有しあい、
尊敬しあう文化を作っていくことに尽きるますね。
そしてビジネスモデルは、組織人が常に顧客に向いて、レベルを上げ続ければ、
利益が上昇していくという、シンプルなモデルを構築しておく必要があります。
そうすると組織構成員は、いつの間にか一致団結していくし、個々は絶え間ざるレベルアップ
に努めていくことになると思います。
<「共有しろー。コラボしろー。」って上から何を言ったって、やらされるだけで、長続きしません>
皆さんの組織のモラールはどうでしょうか?
今日はPCで久しぶりに打っているんで長くなりした。
さあ
東京では、出勤途中でしょうか?
では今日も元気に「いってらっしゃーい」