2007/08/ 6 (月)
2007/08/ 6 (月)
ソフトウェアの再利用は夢
晴れ 気温25度 湿度54% 6時50分撮影 M7981
おはようございます。今日はよく晴れていますが、富士は
見えません。週末の飲食がたたってちょっと太りましたね。
さて
今日は午前は朝定例でプロジェクトへの参加オファー会
があります。午後はI-Villageで開発ミーティングがあります。
今日はソフトウェアの品質について書きましょう。現在非常に
多くの製品がソフトウェアによってできています。みんながよく使う
メカでさえ、中身はファームウェアを動かす組版ソフトの固まりです。
携帯電話、デジカメもそうです。
一方で製品のライフサイクルは非常に早くなり、1年で何回も
新製品が出荷されます。
そのような状況の中どのように品質を向上しているのでしょうか。
製品を作っている人の能力はそんなに変わるはずありませんので、
なんかしらの改善を行っているはずですよね。
でも昔に比べてリコールなど出荷品質に問題がある製品が
増えましたよね。
なぜでしょう?
ソフトウェア業界の積年の挑戦課題が、「再利用性」です。
正しい設計の表記法もオブジェクト指向も外注管理手法でさえ、
ソフトウェアを見える化し保守性を上げ再利用性を向上させる
のが目的であるといっても過言ではありません。
私もシステムエンジニア(SE)が長かったですしよくわかります。
(今でもいいSEを目指して奮闘中ですが。。。。汗)
一方で製造現場では、再利用性は進まず、あいかわらず人に
ディペンドしてしまっている現実は変わっていないようです。
むしろこの人がいなくなったら、製品はどうなるんだろう、という
危険な状況は加速しているように見えます。
ここで一言スカッする言葉を書きましょう。
「ソフトウェアの再利用なんて夢。作り直せばいい」
夢なんて追わずに、どんどんやり直せばいいんです。
最初っから人にディペンドしてしまうことを予測し、別で
作り直す方法を考えればいいのです。
ここまで流動化の激しい時代に、そして商品の出荷スピード
が上がっている時代に対応するには、この考え方だなって
思います。
ユーザーに迷惑かけることもあるかもしれません。そういう時には
如何にスピーディー&ハートフルに対処できるかだと思います。
問題の発生ではなく、その対処のときの印象で顧客のロイヤリティ
は決まりますから。。
ソフトウェア技術のリーダーのみなさん。どうでしょうか。
再利用なんて呪縛は捨てちゃいませんか?
さあ
東京に着いたようです。では今日も元気に「いってらっしゃーい」