2007/07/26 (木)
2007/07/26 (木)
教育現場をまるごと学習する組織に
曇り 気温26度 湿度63% 6時50分撮影 M7781
おはようございます。今日は曇りです。富士山は見えません。
今日の植物ですが、ゴールドくんは1/4まで復活中です。
今年中には完全に緑にしたいものです。
ちなみにネットマンの1階には今ハイビスカスが満開です。
あじさいもこれからです。
さて
今日は午前はパートナーとのミーティング、午後はプロジェクト
共有会を行います。夕方はクレド経営について、とある企業の
方と話し合います。
今大学の授業に一番求められているのは何でしょう。
まず、今の若者の社会的状況を確認すると。。。。
1)ゆとり教育
ゆとり教育は敗北し、30%学習時間を削られた子が大学1年生
となります。だいたい高校1.5年生が大学1年ってことでしょうか。
学力は確実に落ちています。私は特に日本語力の低下が深刻だと
思っています。
2)モラトリアム
若者のモラトリアムは遅れるばかりです。平和ボケして、なんでも
食えちゃう状態では、30才成人説(モラトリアムが30才)も、
あたっているかもしれません。そんななかで将来を、夢を持て、など
周りが言ったってシラケルだけなんでしょう。
3)求める人材
企業は、成果主義を加速しています。正規雇用だけなく非正規
も増え、時給的作業ワーカーと、成果ナリッジワーカーを分けて、
賞罰をしっかりしてきています。自己責任社会ですね。
そんな中を生き抜く力として、自律力と協調力を企業は求めています。
この3つの状況を打破する考察力と行動力を学生たちの身につけることを、
大学は求められていると思います。
ここまでくると、1人の先生が教え込む範囲を越えていますね。
かといって手をこまねいていては、どうしょうもありません。
ここはいっちょ、先生は学ぶキッカケを与えるファシリテーターとして存在し、
学生同士がお互いに学び会う環境や状況、仕組みを提供するって考えはどうでしょう。
学校ごと、むしろ学校を越えた、学習する組織を構築してしまうのです。
こうすることで、教育現場はオープンにさらされ、教育の質を高めざるを
えない状況におけます。もちろん先生方同士もつながることで、
学習する組織の中にいるのですから、常に学び合い続けます
どうでしょうか。ちょっと楽しくなってくるでしょう?
「お前の言っていることは理想論だー」って?
でも、誰かがやらんとねー。今のままじゃ恥ずかしくて、
子供に顔向け、できないでしょ。
さあ東京に着いたようです。上げますね
では今日も元気に「いってらっしゃーい」