2007/07/25 (水)
2007/07/25 (水)
プロは意見を聞く
晴れ 気温26度 湿度52% 7時30分撮影 M7882
おはようございます。とうとう梅雨明けですね。7時前半でもう25度オーバー、今日は30度
こえるんではないでしょうか。暑くなりますよ~。
さて
今日は午前中は私用ででかけ、午後は、東京で、大学向けのビジネスのキックオフ
として、総勢8人でプロジェクト共有会が行われます。
仕事を進める上で、全部自分で決めるんではなく、別な立場の人に相談しながら進めるのも、
プロの仕事術だなと、とあるドクターの会話から感じました。
ちなみにドクターは20代の女性です。キリリとしたシャープな感じからも小児科らしく、
ほんわかした雰囲気も持っていました。
ドクター「肺炎ですが飲みクスリでしばらく様子を見ましょう。」
患者の親 「すでに姉妹が2人入院しています。このままだとまたこの子も救急外来
につれてくることになりそうです。入院させるわけにいかないでしょうか。」
ドクター「そうですか。わかりました。ちょっと相談します。」
ドクターTEL中(相手:婦長)
「医学的な視点ではこうなんですが、ソーシャル○○ポイントとして、
もう1人に同じ部屋に入れることはできますか?」 (○○は聞きそびれました)
婦長 「・・・・(TELの向こうのため聞こえず)」
ドクター「婦長の立場からですと、管理面で、3人を同じ部屋っていうわけにはいかない
ようです。しばらく家でがんばってみましょう。今日は点滴することにしましょう。
早くなおるために。」
・・(1時間くらい後)
ドクター「ちょっとまた相談してきたんですが、明日からなら別の大きな部屋があくようです。
そうしたら、おおきなサークルベットがあきますので、3人で入室できるそうです。
明日また来てください。明日の子供の熱など状況で判断しましょう」
患者の親「ありがとうございました」
どうでしょうか
ようは、医学的な視点、ソーシャル○○視点(おそらく介護する家族側の負担という
意味だとおもいます)そして入院させたときの、病室の管理の視点という3つの視点で
判断をしているんです。
しかも、家族の声、婦長の声、そしてなにより患者である子供の声これらをしっかり
聞いた上で(しかも短い時間で、ピンポイントにすばやく!)、判断しています。
しかもそのすべてに、自分の意思、意見を聞く前に、しっかり相手に伝えます。
「わたしは、こういう理由で、こう考えるんだけど、あなたは○○○という立場で考えて
どういう意見ですか?」って
これプロフェッショナルなポイントですよね。若いのにやるなーっていうのが印象です。
意外と婦長って強い立場なんだなーっておもいましたが、あたりまえですね。。。汗;
ってことで、私用ででかけてきます。
さあ
東京では電車の中でしょうね
では今日も元気に「いってらっしゃーい」