2007/07/ 5 (木)
2007/07/ 5 (木)
プロジェクト制での2つのポイント
晴れ 気温27度 湿度53% AM7時50分撮影 M7781
おはようございます。富士山は見えませんが今日はよく晴れていますね。
梅雨の晴れ間ってやつですね。湿度もだいぶ下がったので昨日よりは涼しく感じるかもですね。
さて
今日は本当は、とある企業の社長と会う予定や営業代理を行う会社との交渉などが
あったんですが、一日家を出れなそうです。なぜって?
結膜炎です。家族何人かが同じ状況。体はビンビン元気なんでかなりBlueですね。
家の中でサングラスしてます。どうやら光を見るのが一番まずいみたいです。
怪我の功名で、I-Villageに長く入れそうなので、新しい管理業務やプロジェクト制の設計まで、
いろいろ経営管理の仕事ができそうですが。。
ということで今日は、プロジェクト制の経営管理について考えていることを記すとしましょう。
プロジェクト制において、過去の失敗を繰り返さないために(先週21個の失敗分析を書きました)
そして今の時代に合うように設計しなければなりません。
全部はかけませんので、今考えているもっとも重要な2つのポイントを書きましょう。
それは
・個別原価管理
・人材採用、配置、適用
です。
・個別原価管理
売り上げというものは、商品がしっかりマスター化し、ビジネスプロセスが確定
していれば、はっきり見えているものです。
しかし原価は商品がしっかりしていても、外注管理がしっかりしていても
正確に、見えるものではありません。中間のものが多くあるからです。
例えば、家賃。
プロジェクトごとに事務所で働いている人数にばらつきがあるんで、使っている金額
が違うはずなんですが、一律で管理してしまっている項目です。
まずもって家賃って会社が面倒を見るものでしょうか。
プロジェクト制になった場合は、会社が、プロジェクトに有料で貸すって考えに変わります。
逆にプロジェクトにとって会社が用意した事務所が、不十分だったら、他に移ればいい
わけです。
人に対してもまた同じ。会社の資源を使うなら、プロジェクトに入って十分なパフォーマンス
を発揮してもらわなくてはいけません。その場合は、人に対して家賃利用料を請求する
って考えに変わってきます。
ここまで話すととてもガチガチの部分最適になりやすいとお思いでしょう。
もちろん全体最適の必要性もわかっていますよ。会社全体の存在価値の発揮も大切です。
わかっているからこそ、3年間もクレド経営を続けているんですから。。これからも続けます。
とはいえ仕組みが今までどおりの考えではありません。コミット型に変えていかないとなりません。
その仕事が、例えば「OurCredo」に対する仕事であれば、その仕事のアウトプットと納期が
明確であるときに限って、無償で働く環境を提供するって考えに変わると思います。
・人材採用、配置、適用
これもまったく考え方が変わります。
普段外の人を”外注”とよび、契約すると”業務委託契約”という形で納品物検収
を行うという管理(外注管理)という考え方で、使います。
プロジェクト制の考え方の人は、関わる人すべてが、熱きプロジェクトメンバーという考え
です。よって、中の人、外の人って考え方はまったくありません。
具体例を出しますと、いまC-Learningって新しいプロジェクトが想起されようとしています。
そこに参加している人が
現役大学の先生
eLearningの営業の人
デザイナー
自動決済財務の人
TA(ティーチングアシスタント)
プログラマー
サーバー管理者
ケイタイ・大学好きの人
現役の学生
というメンバーです。誰が社員で、誰が外の人だと思いますか?
ぶっちゃけそんなこと関係ないですよね。めちゃワクワクしますねー。
このビジネスプロジェクトに対して思いがある人が集まっていれば。。
役割ってのは自然とはっきり決まってきますから。。
なぜって。
みんなプロ意識が高いですから、結果(パフォーマンス)で仕事しますんで。。
よって収益配分もインセンティブ型になりますよね。
固定の収入をパフォーマンスに関係なくもらおうって考えはいらないですよ。
社員に関しては、食わすって考えはまったくなくなり、プロジェクトで、
一緒に苦労をしていきその中で成長してもらって、その後、十分の
パフォーマンスをプロジェクトに入れてもらうってことをコミットに採用するってことになります。
最初のうちは月給を固定にして、だんだん賞与(ボーナス)を厚くしていくってやり方です。
賞与と固定給が逆転(賞与が多くなる)のはハイパフォーマーなら入社3、4年目でいけるん
ではと思います。実際そうなりますよ。
ちなみに、社員は、中途を取るつもりはまったくありません。新卒のみでいきます。
第2新卒も取るつもりはありません。そんな言葉、転職屋の作った言葉ですから。
(育てている途中でリタイヤされたらたまったもんじゃありませんので、
処方箋は大事でしょうが、甘やかしはもっとも危険ですね。
やっぱり、採用時点の約束と日々の信頼つくりなるんではないでしょうかね。
日々の信頼はプロジェクトに対して一緒に苦労していけば、できていくものです。
その人がプロジェクトの成功のためやっている苦労なら、その人がぶつかってくる限り、
なんでも一緒に悩んで、汗をかき、笑いと涙を共有し、気づきやチャンスを与え、
人材育成していきます。が、子供のモラトリアムに付き合うつもりはまったくありませんね。
その場合は、親御さんと学校にお返しします。)
この2つのポイント。どうでしょうか。。
楽しいですね。熱く力強くプロジェクトという船が進んで行きそうです。
さあ
長くなったら9:00回っちゃいましたので上げますね。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」