2007/06/26 (火)

2007/06/26 (火)

プロジェクト型の組織への再挑戦(失敗分析)

雨 気温21度 湿度79% 午前7時50分撮影 M7781
070626.JPG
おはようございます。今日もすっかり雨。やっと梅雨らしい季節になりました。いただいた
ジャガイモがうまい季節でもあります。

さて
 今日は午前中はi-Villageで開発ミーティング、午後は、とある大学の授業に参加します。

今年Netmanは9年目(10期目)になりますが、だいたい3年タームで物事を考えている
ことが、わかりました。(偶然ですが)

1999年ー2001年 創業から独自商品を出荷した時期
2002年ー2004年 独自商品がそろうものの営業モデルに苦慮する時期
2005年ー2007年 サービスカンパニーのクレドに向けていろいろ変えた時期
2008年ー2010年 プロジェクト型に向けていろいろ変える時期(だろうな)

次の3年のために今年はあるのですが、そのためにはプロジェクト型組織へ向けて
いろいろやることがあります。そもそもNetmanはNetworker-ManagementCompanyを
めざしています。実は2002-2004のころに、プロジェクト型に挑戦したことがあるんですが、
失敗しました。その失敗理由をあげてみたいと思います。

目的 プロジェクト型の組織への再挑戦(CVAに向けて)
前回5、6年前の失敗分析
 1 配属でムリヤリやらせた。受け身の温床となった。
 2 財務がバラバラだった。個別の原価が見えなかった。
 3 ビジネスのコンセプトが曖昧であった。
 4 商品がITだけで中途半端な出来だった。
 5 社員だけで構成しようとした。
 6 実力がないのにやる気だけでPLにした。
 7 社員10人で、9個のプロジェクトとたくさんやりすぎた。
 8 営業を他に頼った。
 9 数字を日々見える化しなかった。
 10 途中で主力商品のレイアまで変えた。
 11 広報が単なる宣伝だった。
 12 自主的なやる気に期待し、待つ育成を優先しすぎた。
 13 アフターを考えず、売りきってしまった。
 14 代理店の契約に力を入れすぎた。
 15 個別の要求を受けすぎた。
 16 見積もりと仕事の規定があいまいであった。
 17 とにかく人に甘かった。
 18 開発チームが、ビジネスに参加せず、作ることに没頭しすぎた。
 19 精神論で”やれる”と言って仕事をしていた。
 20 朝8時から別々のPL合同会議をし、全体最適をやった。
 21 まだ案件が少ないのに、標準化にこだわりすぎ、力を入れすぎた。

21世紀らしく21個上がりました。(重なっているものもありますが。。汗;)
すべて経営者である私のマネジメントの責任ですね
同じの失敗をしないために、どのように変革したらいいのでしょうか。
ちょっと列挙してみますと12個でてきましたが、ここではいくつかだけあげますね。

 1 プロジェクトへの提案によって、社員の採用を行う。
 2 口コミや紹介を中心に顧客を増やす。
 3 毎日数字が見えるようにする。


 11 商品マスター化を経営企画だけで行う。
 12 請求業務シェアード化し、顧客、商品、販売管理を行う。

どうでしょうか。PDCAが回っていますか?(12個分みないとわかりませんよね)
いずれにしろ、21個の失敗をぜったい繰り返しません。
私は2回同じことを繰り返すことが一番きらいなことなので。。
基本、めんどくさがりなんですね。

さあではまずどんな手を打ちましょう。。今はゆっくり考えることにしましょう。
近々にガーっとやらねばなりませんので。。

でも結果的ですが、3年ごとに考えているのことがわかったのは、自分でも発見でした。
みなさんの会社の経営はどうですか?

さあ
 東京では出勤が始まったころでしょうか。
 私は食事をしたいと思います。
 では今日も元気に「いってらっしゃーい」