2007/06/18 (月)

2007/06/18 (月)

プロジェクトはひとりの思いから

曇り 気温23度 湿度70% 6時50分撮影 M7780
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おはようございます。今日は残念ながら富士山が見えません。これから午後は雨になるそうです。

さて今日は、午前中は全体会議、午後はとある企業に研修改善のコンサルティングをしたあと
夕方はi-villageで開発ミーティングを行います。

今日の日経一面下の囲い「春秋」に、
・バブルの破綻を上司に進言した元銀行員の話
・日米が開戦したら日本は負けると言った元官僚
でも結局銀行は危ない投資を続け、金融を破綻させ、
でも結局真珠湾を攻撃し、多くの日本人が苦しみ。。

という話から、事なかれ主義の罪を説いていましたね。

なぜ組織の中にいると、いいたいことを言わなくなるのでしょうか。
自分の子供が道路に飛び出しそうになったら本気で注意するでしょうに。

私は以前も書いたように
・与えられた仕事をうまくやろうと、しちゃっているか
・主体的にプロジェクトに参加しているか
に関係していると思います。

ただプロジェクトを考えたとき、誰もが同じ目的で参加している
わけでもないことに気づかされます。
最初はやはり、たったひとりの夢を実現しようとするんだと思います。
ただ目的がよーく考えるとずれており、ぴったり一致しているなんて
ことはあり得ません。
そしてこれからも目的が一致することはないのです。
いずれわかってくれる。なんて陥りやすい呪縛です。

なので、よりいっそうプロジェクトリーダーひとりの夢への思いの大きさ
が大切であり、メンバーはそれを粋に感じれば、主体的に参加してくるのではないでしょうか。

ひとりひとりの目的が違う前提なんで、やはり仕組みと役割責任
が大事ですよね。そして役割責任の徹底が、逆に縦割りや
セクショナリズムにつながっていきますので、注意が必要です。
常に一致させる仕組みを動かさなくてはいけません。

先ほど言ったように、たった一人の夢に向かっているのがプロジェクト
ですから、そのリーダーの言葉が一番大事ですよね。

みなさんの会社はプロジェクトがありますか。

さあ東京に着きました。上げます。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」