2007/05/23 (水)
2007/05/23 (水)
授業はドラマだ!
晴れ 気温18度 湿度43% AM7:50撮影 M8081
おはようございます。今日もうっすらと富士山が見えましたよ。
ふわーと宙に浮いているようですね。これまたいいですね。
さて
今日は一日I-Villageにいます。午前中は、とあるポータルの
開発の話、午後には、シェアードサービスの話しがあります。
午後遅めには税理士さんがいらっしゃって決算の仕事が
あります。(なんとか黒字決算のようですね。。汗;)
昨日とある大学の授業に出ましたが、その先生の、学生への
質問回答が感動しましたので、書きますね。
学生「授業で使うパワーポイントは事前に配布してほしい」
教授「私の授業は1回1回がドラマです。何が起きるか分かりません
ので、ペンを落としたら拾わないくらい集中して受けて
ください。よって、筋書きが書いてある資料を事前に配布
することはしません。」
授業はドラマである。。
すごっい言葉ですね。
1回1回が勝負のライブといっているんですね。
授業=教え込む
ではなく、
授業=体験させる
と考えているんです。
そう考えていることがわかるエピソードがもうひとつあります。
学生から「先週と比べて今週は難しかった。もっと先週のように
ビデオをつかった授業にしてほしい。。」
授業後先生の一言
「よしよし。今週はわざと難しくしているんだ。。学生が
んー。難しいな。わかんないなー。と、うなってしまう経験
をさせたかったから。。」
しっかり深く考えるという体験を通じて『わかる』って意味がわかって
くるんですね。
(ここまで書くと大学関係者はどの教授のことか分かってしまうでしょうね)
学生に対して、サービスレベルを上げていく事は、大学として必要なことで
しょう。少子化で大学は選ばれる立場になってしまいましたから。
一方で、高等教育の最高機関としての役割として、学生に何を学ばせるか
ということは、変わりなく、大事なことですね。
学ぶということを身につけさせたら、それは社会にでても強い人になるで
しょう。
そういう意味では、大学はカルチャーセンターや資格に走る専門学校化に
決してなってはいけないと思いました。
授業ってなんだろう。。先生の役割ってなんだろう。。
少なくとも教え込むことではないことだけは当っていそうです。
(思考を巡らせるための知識の教授は必要ですよ。知識ベースがなければ
考えようがないですからね。。。)
みなさんはどうお考えですか?
さて
東京ではスタンダップが始まったころでしょうか。
私はI-Villageに行くとしましょう。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」